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[経済] ファッション都市大連、韓国ファッション企業初期進出地として脚光

中国でファッション都市として指折り数えられる大連。ここのファッションスタイルは中国のどんな都市より も流行の変化が早い。 多くの国籍の人が集まって住む国際都市なので、世界各地のファッションの流行がそれ だけ早く流入する所でもある。

このような都市の特性と港湾都市という地理的特徴のためか、大連には特に世界的な衣類会社の生産工場が密集 している。 韓国とも地理的に近いので、韓国の多くの中小ファッション業者の大連進出も活発だ。

特にこれらの衣類の中小業者たちは、中国内でも有名な新世界百貨店など高級デパートに世界的な ファッション衣類ブランドとともに入店しており、高級ブランドとして認知度を高めている。

韓国で感性カジュアル 1位のリアルカンパニーの 'ASK'は北京に進出、中国全域に 18個の売場を開いた。 比較的高価にもかかわらず中国の若者達に大きな人気を呼んでおり、最近は大連で発行される有名雑誌に人気 ファッションブランドとして紹介されたりした。

ビュークレ・マーチャンダイジングの感性カジュアル 'ダブリュードット(W.)'も大連を含め、北京、上海では名品 ブランドに属するほどに価格帯が高く、 20〜30代の中国女性たちの間で人気ある衣類ブランドだ。 'ダブリュードット'は特にブランド育成はもちろん、人材育成に力を傾けて来ており、たゆまぬ職員教育を通 じて差別化された 'サービス文化'を定着させた。

韓国地元のスポーツブランドである和承グループのルカフも本格的な中国市場進出に先立ち、ファッション都市 である大連を初期の進出都市とし、去る 4月、大連マイカル百貨店本店と開発区店にルカフ売場をオープンした。 ルカフは今年末までに東北 3省を中心に 18個の売場を開く計画だ。

和承の羅ウンテク代表は "中国攻略の足場にした大連地域は、中国の 5大貿易都市であると同時に初の金融開放都市 であり、ファッションを主導する 20〜30代の人口が全体の 35%に達し、有名ブランドの入店競争が熾烈な所だ。 ルカフは中国進出のために広告モデルで韓流スターのソン・スンホンを起用するなど念を入れている"と伝えた。

固定観念を壊すマーケティングで有名なサムジも去年、中国北京と大連に海外初の売場を開き、ブランドを知らせた 後、上海や瀋陽に追加売場を出す計画だ。

これ以外に型紙アパレルの代表ブランドである '女性クロコダイル'が 'カーテロ(CARTELO)'というブランドで大連 に進出しており、 2000年に中国に進出したイーランドの 'イーランド'、 'ティニウィニ'、 'スコフィールド' など が主要デパートに入店しており、去る 2月中国に EXR売場をオープンしたスポーツウェア EXRもここに進出して別途、 企画システムを取り揃えて商品力の強化に力をつくしている。

このように韓国の中小ファッションブランドが大連を中国の初期進出都市にすることについて、韓国のファッション 専門家は “大連がファッションをリードする都市でもあるが、製品購買力を持つ消費者軍と世界有数のブランドと 競争して生き残ることで、中国全域に進出することができる自信感を得ることができ、上海や北京のように維持費が 高過ぎることもなく、テスト都市として相応しく、 中国人の流行の流れを読めるため”と分析した。

また大連は市政府で毎年、中国大連国際服装祭、大連国際ファッションフェスティバルなどを開き、中国だけでなく アジア、全世界の若いファッションデザイナーと新規ブランドを発掘しており、韓国の新進ファッションデザイナー たちもこの大会に参加するほどにファッション業界に対する政府の支援度が高い。

一方, 大連の外に中国に進出していたり、進出を試みようとする韓国ファッション業者は、第一毛織のギャラクシー、 スポーツブランドのラピード、ビーンポールと、最近中国に合資会社を設立した FnCコーロンの 'コーロンスポーツ'、 'エロード'、 'クア'があり、 2005年韓国市場をあきらめて中国内に進出した SKネットワークスの 'アイゲンポスト'、 ベーシックハウスの幼児服ブランドである 'ツインキッズ' などがある。

イーランドグループ朴ソンソ副会長が去る 3月 29日、初めて言論に姿を現わし、 “後 10年は流通とファッションの ‘世界化’が主要課題になるだろう”と宣言するほど、韓国ファッション業界は中国進出の成否によって企業の成否が変わる見込みだ。

(オンバオ チョウ・ワンヒ記者 2007年6月19日)
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