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［教育］　2007年度大学入試全面的に開幕 黒龍江省 2000人余りの朝鮮族受験生 20余りの試験場で '入試戦争'突入 7日、2007年度大学入試が遂に幕を開けた。 今年、黒龍江省では 2000人余りの朝鮮族受験生が省各地 の 20余りの試験場で熾烈な '入試戦争'を繰り広げた。 ▲ハルピン市朝鮮族第一中学校の受験生たちが教員と親たちが心焦がして待つ中、試験場を出ている。 8時 5分、ハルピン市朝鮮族第一中学校の 312人の受験生の試験場所であるハルピン市第59中学校は、受験生、 父兄、 教員及び運転車、交通を指揮する警察たちで門前に人だかりを成した。 そこへ受験途中の突発事態に備えて しっかりと用意された救急車、酸素呼吸器と医療陣、ミネラルウォーターを無料供給するサービス要員たちで、試験 場の緊張感はいっそう高まった。 こんな緊張した雰囲気に遭遇した学生たちの反応も多様だった。 周辺の人たちと 軽く談笑を交わして気持ちの転換をはかる学生がいるかと思えば、一貫した入試の状態を維持するために教材をいじ くり回す学生もおり、緊張のあまり足をばたばた踏みならす学生がいるかと思えば、心を鎮めようとして静かに沈黙 を守る学生もいた。 8時 20分、受験生たちは情緒を整えて正門へ足を運び始めた。 親たちと別れ戦場へと立ち去る勇士の如く、親たちと 握手を交わしたり抱擁したりお互いに激励の言葉を交わしたりした。 学生たちは身分証と受験証を試験場の事業関 係者に提示して、検証を受けた後、試験場に向けて勇ましく歩いて行った。 9時 30分(試験開始)、子供たちが試験場に入って行ってから１時間が経ったが、正門を埋め尽くす父兄たちは去る 気配もなかった。門内の子供と共に緊張を共感しながら、子供に力と勇気を与えると言う父兄たちは、2時間半、 始終こうして子供を待つ覚悟で近くに腰を据えた。 珍しい風景を作り出した試験場外の人ごみの中には、校長、副校長、教務主任を含む学校指導部全員と、担任教員、 学科目教員たちも含まれていた。 11時 30分、試験終了 30分前、父兄たちは徐々に試験場正門に向けて移動し始めた。 正門を出る子供をすぐに みつけられるように有利な位置を占めようとする父兄たちで正門前の人波はさらに混雑し、正門に向かって 圧力をかけた。 父兄たちは首を長くしたり爪先立ちをしながら子供の姿を捜すのに慌ただしかった。 従来の 大学入試と同様、最初の試験科目である中国語文を受けた大部分の受験生たちは、笑みを浮かべた 明るい姿で親と教員たちの手を握った。 （黒龍江新聞　ラ・チュンボン記者　２００７年６月７日） Copyright(C) 朝鮮族ネット