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[社会] DNA検査業者を訪ねる在韓朝鮮族が増加

最近、韓国の DNA検査業者を訪ねる人のうち、中国朝鮮族が多い。 韓国籍を持った人と親戚関係である ことを立証すれば、韓国籍を取得することができるからだ。 DNA検査は親戚関係を立証する上で一番有用な方法だ。

中国朝鮮族は大部分、祖父母・父母の世代に中国に移住した場合が多い。 したがって韓国にいる親戚は 父母兄弟の子孫、 すなわち従兄弟である場合が多い。 また両方の親が亡くなった場合がほとんどだ。

まず、男の従兄弟同士は親戚関係の確認が難しくない。 男性だけに遺伝する Y染色体を比べれば良い。 祖父の男の孫は皆同じ性染色体 Yを持っている。 DNA検査で Y染色体を比べると、簡単に従兄弟関係の如何が分かる。 しかし父親の女の兄弟の子孫である従兄弟は DNA検査だけでは親戚関係の確認が不可能だ。 叔父方の父系に付くので Y染色体がお互いに異なるからだ。

一方、母方の姉妹の従兄弟は可能だ。 この場合は細胞核 DNAではなく核外細胞質にあるミトコンドリア DNAを 比べる。 1万5000個の塩基対で成り立ったミトコンドリア DNAは、卵子から伝わったものだ。 すなわちミトコンドリア DNAは母系にだけ伝わるわけだ。 したがって母方姉妹の子である従兄弟なら同じ母方の叔母から伝わった ミトコンドリア DNAを持っている。

DNA検査業者であるアイディージンの金ウンヨン(37) チーム長は “2005年、 70代の高齢の朝鮮族のお爺さん が噂をたよりに捜したあげく、母方姉妹の従兄弟を苦労して捜し、 DNA検査を経て韓国籍を取得したことが ある”と語った。 しかし同じ母方でも母方の叔父の子は大変だ。 彼らは母方の母系とは関係ない外叔母の ミトコンドリア DNAを受けたからだ。

(黒龍江新聞 2007年5月30日)
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