［社会］ 琿春で野生東北虎、また人を噛む
19日午前 7時 30分頃に琿春市春化鎮河東村草坪溝の山中でワラビを採っていた 24歳の女性が、
東北虎の襲撃を受けた。 東北虎との格闘の中で両手を噛まれ、 6ヶ所が骨折したが、幸いに生命は取り留めた。
これは去年、敬信鎮の住民・金鎮成が虎に噛まれて以来の野生東北虎が人を噛んだ事例で、該当の
賠償は現在推進中である。 麓から約 1.5km上がったところでワラビ採りに夢中になっていた彼女は、
ふとふりむいて見ると、どこから現われたのか虎がいた。 彼女は本能的に大声で叫び、両手で頭を抱えた。
虎が飛びかかって彼女の両手を噛んだ。 彼女は続けて大声で叫び、彼女の叫び声に驚いたのか、虎はやがて逃げた。
彼女から 300m余り離れた所で彼女の夫は叫び声を聞き、摘んだ山菜を投げ出して急いで駆けつけて来たが、
既に虎は逃げて去っており、彼女だけが地面に縮こまるように座っていたが、両手には鮮血が流れていた。
専門家たちの現場観察を経て、この日東北虎が付近で牛を襲った後、人を牛と勘違いして攻撃したものと分析した。
（黒龍江新聞 ユン・ウンゴル記者 ２００７年５月２１日）
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