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![]() [経済] 朝鮮族・飲食業チェーン経営がブーム ▲去年開かれた第4回海南島美食文化祝祭で試食しに来た顧客が殺到した中、漢江亭のスタッフたちが鏡餅つきに熱をあげている。 漢江亭は韓国伝統料理協会主催で開かれる美食文化祝祭で韓食文化の広報に積極的に参加している。 /海南支社提供 最近になって朝鮮族の食品業者のうち、チェーン経営で大きく成功する事例が続出している。 本社各支社を通じて調査したところによれば、北京漢拏山(代表・張文徳、33)、青島再一食堂(代表・鄭ジョンリョル、52)、 ハルピン高麗園(代表・金永鶴、 39)、 海南・漢江亭(代表・金美子、女、37)を網羅して中国全域に約 10余りの朝鮮族食品業者が チェーン経営で成功街道を走っているといわれ、これらの企業はその経営規模や収益創出で、その他の順調な企業にひけをとらない。 都市へ進出した朝鮮族の生業構造のうち最も多くみられる自営業は、自ずから飲食業が挙げられるが、その数字が諸般の朝鮮族 自営業の中に占める比重が半分を越える。 北京に 1千、青島に 400余りを擁し、全国的に約 2千余りの韓食業者があるといわれている。 チェーン経営で成功した朝鮮族食品業者のうち、上記 4つの代表的な企業をよく見ると、いずれも最近 10年間に成功した業者で、 主人公は大部分、故郷を発って新しく大都市に進出した人々だ。 都心地域を主とし、近隣大都市まで掘り下げる 北京漢拏山は現地に 12、上海に4つ、天津に 1つ、 総計 17のチェーン店を置いており、山東省青島市に開業した再一食堂(再一大酒店)は 現在、都心地域にチェーン店 6ヶ所を経営している。 ハルピン市の高麗園は、ハルピン市南崗、道里、平方区に合計 6つのチェーン店、大連市に 1つ、合計 7つのチェーン店を開設し、海南省海口市の漢江亭は現在までに海口、三亜に合計 4つのチェーン店を経営している。 漢族顧客主体のメニューはそれなりに特色いかす 経営の秘訣の中で顧客の現地化が目立っており、 70〜90%が現地の漢族顧客だ。 顧客の確保において基本はメニューであり、これらの業者は 韓食と中食を結合したメニューを主として、各自の特色をいかしており、場合によってはチェーン店別にそれぞれの地域の顧客の特徴を考慮して特色メニューを揃える。 ハルピン高麗園は調味料の 90%は韓国から専門的に輸入し、合計 120種類余りのメニューを取り入れた。 開発区 2号店はマグロ、 ヒラメの刺身、 うどんなど現地同業種としては珍しい和食メニューも取り入れ、最近 2年間のうちに高級韓食バイキングまで2ヶ所を設けた。 海南漢江亭は東北料理、海産物、和食を韓食に結合させ、チェーン店ごとにさまざまなメニューを開発した。漢江亭・金美子社長は現地の高所得層 が一番多く訪れる 1号店は、季節によってメニューを一度ずつ変えながら口当たりを改善するという。 イメージを売るのに怠りなし 金永鶴社長によれば、ハルピン高麗園は割引カードではなく会員制度を実施、 会員には 13%の 割引サービスを提供する。 現在総計 670人の会員 が登録された状態で、また顧客簿を作成し、消費者の性向を記録しておくなど、顧客管理を徹底的に行っている。 漢江亭は 2002 韓日ワールドカップの時、韓国が 4強に進出すると、食べ物を無料提供するというチラシを観光客に配布し、韓国伝統料理協会の主催 で 年 1回海南島で開かれる美食文化祝祭に参加し、試食行事、韓国文化の広報など活発なマーケティング行事でイメージ向上に大きく力を入れている。 現在、零細業者が大部分である中国朝鮮族の飲食業界で、このように現代的経営理念の初歩段階を超えた企業の登場は、業界に新鮮な産業化ブームをもたらしている。 (黒龍江新聞 マ・グクグァン記者 2007年4月21日)
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