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[教育] 瀋陽朝鮮族子供作家協会を創立

先月 31日、瀋陽の西塔朝鮮族小学校では特筆すべきことが起こった。

瀋陽市内朝鮮族学校に通う小・中学生にて構成された `瀋陽朝鮮族子供作家協会` が結成されたのだ。 朝鮮族の生徒だけで構成された文学関連団体は、瀋陽朝鮮族子供作家協会が中国で初めてだ。

子供作家協会の創設は去年 9月、民族の精神を引き継いで行く作家予備軍を養成しようという主旨で、 朝鮮族各界関係者が意気投合して始まった。

過去 `奉天`と呼ばれた瀋陽は 19世紀末からここへの移住が始まった後、一時は日帝の時期、我が文学史で 比重ある地位を占めたこともあったが、 50年代に入り延辺にその席を譲り、文学の貧土に転落した歴史があった。 今後、朝鮮族社会を導いて行く 20〜30代の若い世代も `お金儲けが出来ない` 文学にそっぽを向き、 将来は命脈さえ途切れる危機に瀕している。

文学市場が狭く、専業作家の立場が次第に消えていっていることも、こうした現象に拍車をかけた。

瀋陽朝鮮族文学会で発刊する `遼東文学`の編集を引き受けている金ヨンホ(44) 編集局長は 6日、 "現在活動中の作家のうち 20代はなく、 30代が 10人余りという水準"と言いながら "文学活動は 40人内外 の 40〜50代の中・長年層を主軸に成り立っている"と説明した。

こうした脈絡から、子供作家協会の結成は、中間層が切れて岐路に直面した民族文学の代を引き継ぐ意味を 持つものとして評価される。

チビッ子作家たちは、今後毎月あるいは毎週 1回ずつ集まって文学の授業を受けることになる。

また 1年に 1回作文大会を開き、技量を競い、受賞作などを集め、 年に 1〜2回、作品集も発刊する事にした。

(黒龍江新聞 2007年4月18日)
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