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[社会] つつじの故郷に'つつじ'のブランドがない

商標意識、ブランド意識の欠如が問題

つつじ(金達莱)・・・激しい風や寒さをも物ともせず、早い春から全ての山河を美しく染める花、 延辺の大地に根付き、繁茂した枝を伸ばし、強い生命力を誇示するつつじは、我が民族にとっては特殊な 存在だ。 それゆえに、いつからかつつじは自然に延辺朝鮮族自治州の州花にまでなった。

'山ごとにつつじ、村ごとに烈士碑'で有名な私たちの延辺は、昔からつつじの故郷で通っている。ところが このようなつつじの故郷に 'つつじ'のブランドがなく、切ない。 つつじという名前を持っている企業が あまりなく、 'つつじ'の商標もあまりない。 80〜90年代に登録された 'つつじ'の商標は、既に期限が満了した が、延期の手続をしなかったので無効処理され、最近新たに登録されたつつじ'商標は、まだブランドとして形成されていない。

まず、つつじの名称を持っている企業や ‘つつじ’の商標が、国内のその他の地方に比べて数量面で非常に 少ないのだ。 つつじの名称を持つ国内のおよそ 100社余りに及ぶ企業のうち延辺にある企業はわずか 7〜8社 ぐらいだ。 特に鄭州金達莱商標制作有限公司、広東仏山金達莱照明公司、北京正泰金達莱時計有限公司、 厦門金達莱科学技術有限公司などの著名な企業は、冶金、照明、不動産、工芸、撮影、印刷、貿易、皮革、 衣類、生花、食品、酒、ソフトウェア開発、サイト作成、環境保護関連製品においても既につつじの名前が 入ったブランドを形成した。 これに比べ、つつじの名称を持っている延辺企業は、あまりにも倭小だ。 規模もなく、ブランドもない状況だ。

'つつじ'商標はもっと大きな差を見せている。 中国に既に登録された 'つつじ'商標は、 80余りの系列、 500種類余りで、甚だしくは我が民族の伝統食品である白菜キムチ、カクテギなどのキムチ系列製品でさえ 延辺以外の会社(昆明金達莱食品有限公司)でつつじという名前で商標登録をしてしまった。 これに対して 延辺で登録した 'つつじ'商標はわずか 8つの系列、 50個余りほどだ。 これは四川省資陽市の劉長青氏が 一人で登録した商標数と同じくらいだ。 吉林省アリラン知的財産権ダリ有限公司・鄭承男経理は、 'つつじ' 商標は既に外地の人々が皆占めてしまっており、延辺ではもはや 'つつじ'商標を登録することができなくなったとし、苦笑した。

実は、'つつじ'商標は延辺で最も先に登録した。 和龍市民政工業公司、龍井市長白山山珍食品工場などは 80年代後期と 90年代初に既に 'つつじ'商標を登録していたが、商標有効期間になったのに延長手続をし ておらず、無効処理された。 自らのブランドを守り育てて行こうという意志がなかったのだ。

つつじの故郷に 'つつじ'のブランドがない。 あまりにも大きな心残りと言えよう。今では新しく 'つつじ' 商標を登録するのは難しいが、既に存在する製品をブランドとして育て、つつじの故郷の名に恥じないように 全国に堂々と出すことが急務だ。

(黒龍江新聞 キム・ミョンソン記者 2007年4月13日)
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