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![]() [経済] 中朝国境貿易、春の訪れ ▲丹東市の一角 先月 26日午前、北朝鮮新義州と向い合っている中国の辺境都市・丹東の税関、貨物をいっぱいに積んだ 70台余りのトラックが、北朝鮮へと 中朝友誼橋を渡るべく長蛇の列を成していると伝えられた。 吉林新聞によれば、通関手続を準備する北朝鮮国民が 30人余りにもなった。 熱帯果物を手に持った、ある北朝鮮女性は《丹東の親戚の家に行って から家に戻る途中です。 中国の親戚が言うには、中国南方で採れた果物だというので、家に持ち帰って食べようと思ってます》と語った。 去年 10月、北朝鮮で核試験を行なった後、中国税関の職員たちは包装を裂いては通関物品に対して詳しく調査した。 今は通関検査が随分と緩んで行って いる状態だった。 機械類の貿易をするある北朝鮮商人は 《今、貿易をする人々の心細い気持ちは完全に消えた。 商売も今、春の気配が訪れている》と述べた。 丹東市郊外の浪頭港で、北朝鮮の鉄鉱石と石炭を積んだ船舶が日夜の別なく忙しく行き来している。波止場のある労動者は 《去年の同じ時期に比べれば、 貨物量が 20〜30%増加した。 核実験の後、入って来られなかった品物が一気に丹東に寄り集まった》という。最近、中国人の北朝鮮観光プロジェクトも再び 始まったが、これは去年 9月に腰砕けになった後、 6ヶ月ぶりだ。 3月初、丹東国際旅行社と北朝鮮側は新義州 1日観光、平壌−開城−南浦−金剛山 7日 観光など 8つの観光プロジェクトで契約を締結した。 新義州では税関運輸駅を新たに建設しており、その周辺を辺境観光区として建設している。 貨物駅と旅客運輸駅を分けたのは、観光需要に合わせるためとの ことだった。 この工事に投資した丹東の某会社の責任者は 《北朝鮮政府が今年の始め、経済開発を推進すると表明した後、北朝鮮の該当関係者の態度が 変わり、積極的になっている。 中国人は旅券がなくても観光区内に入ることができる 》と語った。 消息筋によれば、北朝鮮は最近、平壌の一部の地域、新義州一帯、妙香山付近の地域など 3、4ヶ所の地域を経済開発あるいは観光開発の対象地域として 指定した。 準備事業の一環として現在、進出企業土地使用方案などの内容の法案が制定中だ。 瀋陽市のある人は、 《北朝鮮も中国と同じく外国投資者に 50年程度の土地使用権と税金優遇政策を提供するだろう》、 《北朝鮮は経済開発と再起を今年の重点目標に制定した》と述べた。 北京の他のある消息筋は 《北朝鮮は 6者会談の進捗状況を観察しながら、適当な時期に開発区の建設推進を対外的に宣布するだろう》と述べた。 北朝鮮貿易に携わる瀋陽のある朝鮮族企業家は 《最近、新義州から来た親戚から聞いたところによれば、 <旧正月の後、北朝鮮政府の主導の下に新義州一 帯の一部の住民たちが農村に引越している>という。 新義州開発のための北朝鮮の準備事業と見られる》と述べた。 丹東に来る北朝鮮の人たちの数が徐々に多くなり、丹東市のホテルも好況を成している。 26日だけでも開城工団と新義州の対外貿易部門の関係者が丹東市 を訪問した。 丹東で規模が最大のホテルである中聯ホテルの責任者によれば、 《毎週 3、4回、北朝鮮のお客が入居しており、主に新しい合作プロジェクトの ために丹東に来る》という。 (黒龍江新聞 2007年4月4日)
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