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[経済] 6者会談以後、中国丹東の対北朝鮮貿易が‘活気’

中国 事業家 "機会が来れば一番先に北朝鮮で商売する"


▲ 中国丹東と北朝鮮新義州の間をつなぐ鴨緑江鉄橋

米朝関係が正常化される可能性が高くなり、北朝鮮投資に対する中国企業人の関心もいつになく高まっている。

中国の企業人・何豪さんは最初、北朝鮮投資で大きな痛手を受けた。 今年 34歳の何さんは、 中国丹東で生活している。 丹東は鴨緑江を間に挟み北朝鮮の新義州とお互いに向き合う都市だ。 彼は北朝鮮・ 新義州にパン屋を開業しようと投資した。 ところが新義州を経済特区として開放しようとしていた北朝鮮の計画 が 2003年に失敗した後、彼が投資した 2万ドルは全て水の泡となり、大きな損害を被った。

初の投資で大きな損害を被ったにもかかわらず、何さんは “再び機会がやって来れば、私は北朝鮮に真っ先に 駆け付けて商売を始めるつもり”と言う。 彼は “北朝鮮には不足している物品があまりにも多い”とし “北朝鮮に投資すれば多くの利益を得られるだろう”とバラ色の展望を示した。

丹東は中国と北朝鮮が交易する主要通路のうちの一つだ。 最近 6者会談で北朝鮮が核開発プログラムを中断する と発表した後、丹東の企業人たちは北朝鮮の門がまもなく開かれると大きく期待している。 彼らは今後、北朝鮮 指導部が北朝鮮の体制を立て直して経済を整える事に集中するはずであり、中国との西部国境地帯に経済特区を 作る計画を再開すると言う。

米国国際経済研究所の北朝鮮問題専門家マーカス・ノーランド先任研究員は “北朝鮮と中国の間に成り立つ貿易の 大部分は丹東を通じて行われるので、この地域に経済特区を作ることは大きな意義がある”と評価する。

一方、国際危機監視機構(ICG) ピーター・ベック北東アジア事務所長は “北朝鮮との事業で中国企業人・何さん のような被害を受ける人が再び現われないとの保障はない”とし、北朝鮮投資にことさら慎重を期するよう訴えた。

最近、丹東の事業家・沈さんの事務室は目がまわるほど忙しい。 駐車場にも続々と自動車が出入りする。ここで 中国の税関職員たちは新義州に向かうトラックを1台ずつ点検している。 午前にトラックが完製品を積んで ‘中国・北朝鮮友誼橋’を越えて北朝鮮に入って行き、夕方には鉱石、繭と海産物を積んで帰って来る。 毎週北朝鮮 と中国方向にそれぞれ向かう汽車が 4本。中国はこの通路を通じて北朝鮮に生活用品、家電製品と農機具、化学肥料 などを提供する。

商売はうまく行っているが、沈さんは “北朝鮮との貿易は相変らず不透明で危なく、緊張感を緩めてはいけない”と 言う。 彼は北朝鮮側の貿易業者に中国人民元、ドルあるいはEURO通貨で支払うことを要求し、北朝鮮通貨は絶対に 受け取らないことにしている。

(オンバオ ヒョン・チェリョン記者 2007年3月11日)
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