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[社会] 延吉タクシー、「雪降れば料金 2〜3倍」は不変

市民、料金の不満高いが、申告電話は嫌い

公安の厳格な取り締まりで徐々に浸透したタクシー運転手たちのメーター使用が、 3月 4日の 豪雪をきっかけに元通りになってしまった。

最近、中国延辺朝鮮族自治州・延吉の公安は、タクシー運転手のメーター使用定着のために集中的 な取り締まりを行い、 その結果、タクシー運転手のメーター使用が目立って増えた。 しかし去る 4日、 延吉を強打した豪雪が降った後、大部分のタクシー運転手たちはメーターを使わないことはもちろん、 基本料金も 2〜3倍に引き上げて徴収しており、タクシーに対する不満が高くなっている。

普段タクシー利用客が多くて待機中のタクシーが多い延辺病院の前では、豪雪が降った後にタクシーに 乗ってからすぐ下りるお客が数多く見られる。 大部分のタクシー運転手が不当な料金を要求するため、乗らずに下りるのだ。

延吉のある市民は “豪雪が降る前まではタクシーに乗れば自らメーターを動かす運転手が多かった”とし、 しかし雪が降った後、大部分の運転手が以前のように不当な料金で価格を吊り上げ、腹に据えかねると不満を示した。

これに対して延吉市運輸管理所のある関係者は “天気によってタクシー料金を上げて徴収する行為は不法”と 言いながら、乗車を拒否するか、タクシーメーターを使わない場合には情報提供電話(500-7219)に申告すれば、 運転手は罰金を払うことになると明らかにした。

しかしタクシー運転手たちの天気によって料金を引き上げる行為は、簡単には根絶されるようには見えない。 去る 4日と 5日、大部分のタクシーがメーターを使わずに料金を引き上げて徴収したが、情報提供電話に申告された 件数は普段とあまり変わらなかったという。

市民はタクシー運転手たちが不当な要求をすることには不満だが、情報提供電話に申告をして面倒を起こすよりは マシだと考えるのだ。 このように市民の低い申告精神により、延吉では今後もしばらく天気による不当なタクシー料金 現象が続くものと考えられる。

(オンバオ 2007年3月6日)
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