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![]() [文化] 延辺、小正月の伝統文化の名残り、姿消す ユッノリ、耳明酒、五穀飯など、辛うじて命脈保つ 我が民族の伝統節日の小正月が目前に迫ったが、小正月を迎える延辺朝鮮族の伝統の遊び及び文化は 大部分消え、どこにも見られなくなり、心残りを残している。 移民初期、延辺の朝鮮族は小正月になれば五穀飯を含め、耳明酒、豆かじりなど民俗食品を作って食べたし、 綱引き、月見、薪山焼き、ノッタリパルギ(人がかがんで列になって作った橋を渡る遊び)、かがり火争いの ような伝統民俗の遊びを楽しむなど韓民族の伝統が生きていた。 小正月になれば延辺の朝鮮族は町内の人々が集まって ‘新高山打令’の歌を歌ってユッノリをし、鉦と太鼓の音 を鳴らしながら楽しく肩踊りを踊り、明るい十五夜月を見て祈りをささげた。 しかし 100年余りを超える長年の歳月が過ぎた現在、延辺には小正月を迎える伝統の民俗が大部分消えたり、 忘れられており、ユッノリや耳明酒、五穀飯などが辛うじて命脈を保っているのが実情だ。 さらに切ないのは、現在辛うじて命脈を保っている小正月の民俗遊びも徐々に居場所を失い、人々の記憶の 中へと消えているというのだ。 3月 4日、小正月を迎える今年には一家がもろともに集まり、体に良い五穀飯を食べ、ユッノリを楽しん で一年の祈りを捧げてみると良いだろう。 (オンバオ 2007年3月3日)
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