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![]() [経済] 暖冬現象に泣き笑い 気象情報、現在人々の最大関心事 13日夜から 14日まで黒龍江省の大部分の地域に豪雪が続き、異常温暖化現象で不毛だった龍江の大地に ‘春のような冬’が崩れ、遂に‘冬ら しい冬’が来た。 気まぐれな気象変化に、最近は気象情報が人々の最大関心事として浮上している。'暖冬'現象で悲喜が行き違う中、笑う者もいれば泣く者も少なくない。 最近、ハルピン市気象部門の統計数値によれば、去年 11月ハルピン市の平均気温が− 5.3℃、12月の平均気温が−13.3℃となり、今年の 1月平均気温が−12.6℃に達した。 この 3ヶ月の平均気温は例年に比べて平均 3.1℃高いもので、この50年間で一番暖かい ‘冬’といわれる。 ハルピン市民は今回の ‘暖冬’現象を肌で感じている。暖冬に備えて市民はタクシーにそっぽを向いて散歩を楽しむ上、美を追い求める人々は厚い コートを脱いで暖冬を満喫している。 暖冬現象と共に東北地域の ‘天然冷蔵庫’ が効果を失い、市民の真冬の冷蔵庫購入ブームもおこり始めた。最近 ‘国美’、’蘇寧’などハルピン市の 大型家電製品商店街で調べたところによれば、毎日、ハルピン市チェーン店の冷蔵庫運送量が何十台にも達しており、時ならぬ好況を成していた。 また暖冬現象で住民の暖房に使われる石炭が平均毎日 20トンほど節約されている。 '暖冬'現象の ‘おかげ’で好況に乗る企業に対し、氷雪大世界、スキー場運営会社や農民たちは気まぐれな '暖冬' の天気のため悩みに包まれているのが実情だ。 ハルピン氷雪大世界やスキー場は、偶然に近づいた暖冬で除雪作業においても氷片の現場保存に皆が追われた。 ハルピン氷雪大世界の運営職員 である金氏(韓国人)は “ 血の汗流して積み上げた塔が ‘若死’する危機に瀕しているが、 13日の豪雪で少しの間なりとも安心することができた”とし “氷雪片 が '暖冬' の天気で溶けて崩れるのに備えて一部の氷片は木で保護措置を取ったが、これからさらに '暖冬'天気が長期間持続すれば、氷雪観光も繰り上げて 終わる可能性がある”と懸念していた。 温暖気候が細菌の生存と害虫の越冬に有利な養分を提供すると同時に、今年の日照り現象も伴うという予測に現在、農民たちは心配しており、早くから今年 の病虫害被害退治準備に活発な動きを見せている。 (黒龍江新聞 キム・リョンオク記者 2007年2月15日)
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