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［文化］　江西村流頭節−黒龍江省第1回無形文化財名簿に登載 最近、寧安市渤海鎮江西村の朝鮮族伝統行事の一つである流頭節が黒龍江省第1回無形文化財名簿に選ばれた。これは黒龍江省内から 朝鮮族文化遺産としては唯一指定された省級保護項目だ。 江西村朝鮮族流頭節は黒龍江省芸術研究所と江西村民委員会が黒龍江省無形文化財保護センターに共同で申し込んだものであり、 去る 2005年から 毎年開催している朝鮮族歳時風俗記念行事だ。 流頭節(旧暦 6月 15日)は '東流水頭沐浴'の略称であり、東へ流れる水で髪を洗うという意味だ。東へ流れる水は青くて陽気が最も旺盛だと言う。 この日、 男女を問わず皆が東へ流れる水にて髪を洗い沐浴しながらすべての厄運を払うというものだ。 430戸余りの農家に田畑面積が 370ｈａにのぼる江西村は、鏡泊湖と近い地域的メリットにより、現地の経済産業を興そうと苦心して来たが、対外的に広報する に値する風景と民俗文化基盤が充実していなかったため、これまで観光客誘致が振るわなかった。 現地の経済を推進するため、関係者たちは多くの面で研究した結果、まず自分たちを広報できる民族風俗商品を開発するということで意見が一致、民俗学者たち の建議によって農閑期の節日に 一番適当な流頭節記念行事を開催する事にした。そして流頭節の日には村民の老若男女が東へ流れる水で髪を洗い、足を洗い ながら平安無事を祈り、先祖たちが創造した農耕文化の寓意を体得した。 それだけでなく朝鮮族の運動種目であるブランコ乗り、網引き、水瓶競走などと鏡餅突き、 キムチ和えなどの食べ物文化を加えて流頭節をより豊かに飾った。 無形文化財は '民族性と地域文化の特色が鮮明で、代表的ながらも独特な歴史文化価値があり、 80年以上の継承の歴史と共に危機状況に瀕した文化遺産を対象 とする'と言う基準によって選定したものだ。 関連専門家の最終審査を経た結果 '朝鮮族流頭節'、'寧古塔民間文学'、'五大連池薬泉会(聖水節)'、'黒龍江伝統魔術' など 13類型の 49項目が無形文化財名簿に 記録された。 江西村・呉哲洙党支部書記は "流頭節は朝鮮民族の優秀な伝統文化を保護し、朝鮮族間の交流いを通じて団結を強化することができ、村民たちに新しい農村 建設の意識を伝授して社会主義新しい農村建設に新しい生気と活力を吹き込む。 また流頭節は江西村の民俗風情園建設、 観光文化産業など地域経済発展を加 速化すると同時に農業主体の地域経済から農家観光、民俗風情観光が統一した新興産業として浮上する"と述べた。 省級文化保護項目に指定された '朝鮮族流頭節'は、政府側から相応の伝統文化保護費用が出され、今後、国家級伝統文化保護項目に '昇格'するために努力されている。 （黒龍江新聞　リ・ムン記者　２００７年２月１０日） Copyright(C) 朝鮮族ネット