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![]() [経済] ロシア'禁止令'機会と解決法 ロシアが自国内の外国人小売業従事を全面的に禁止した超強気の政策は、朝鮮族荷担ぎ商を含む 10万名余 の中国商人たちにとって致命打になっている。 しかし外国人の小売業者を追い出す政策で 10万名余が全て 帰国するわけではなく、なかでも一部の人々はこれまでに積み上げた十分な人脈と市場資源を利用して活路を 求めることになる。すなわち、貿易方式、貿易地点を変えて、元々の露天市場から室内市場に、小売業者が問屋 ら、 元々貿易業に携わっていれば投資性生産へと経営方式を変えれば、持続的なロシアドリームが実現するのだ。 つまり、考えを変えれば道が出来、木を守ってウサギを待てばウサギを捕らえることができるものだ。 荷担ぎ商人たちが直面した三つの選択 ロシアの今度の政策によって荷担ぎ商人は主に身分を合法化し、現地人を雇って経営方式を調整する三つの対策を 立てることができる。 ロシアが今度の移民法を修正し、小売業市場を規範化する主旨は、市場秩序を改善して本国の労動者の利益と納税を 強化しようとすることにある。 ロシア移民局も関連手続を完壁にして、移民登録手続を簡素化したし、新しい事業 カードを発給している。 そこで専門家たちはなるべく早めに身分を合法化し、許可された業種に携わることを勧奨する。 ロシアの現地人を雇い、引き続き小売業に携わることができる。 すなわち販売人はロシア人を雇って事業主に身分 を変えることができるが、現地人の人件費が中国人より倍も高く、問題が起こっても事業主がすべての責任を負わ なければならないリスク水準が高い。 しかし小売業にずっと携わるためには、これを全て甘受するしかない。 経営方式を調整して正規化して発展するのだ。 ロシアは最近、原資材、武器輸出で国内経済が回復しており、 WTOに加入しようとする目的により意図的に国内市場の次元を高めている。 したがって過去、中国人たちがどこにでも 簡易店を開いて商売をした時代が永遠に終止符を打つことになった。実力のある荷担ぎ商人たちは、卸売りをしたり 自主経営で今度の災難を避けることができる。 チャンスがないわけではない 今度のロシア'禁止令'は中国商人たちにとって危機かそれともチャンスかという問題は、どのように理解するかにかか っている。表面的に見れば、多くの在ロシアの荷担ぎ商たちがこの上なく大きな被害を被るようになっているが、これ は本当に ‘山犬が来たこと’にも匹敵する。しかし同時にロシアの ‘重工業が発展し軽工業は遅れている'という産業 不均衡により、軽工業品市場の需要はまだ強烈であり、中国内の企業に向けてロシアで生産加工に携わるなどの海外へ の拡張需要を客観的に誘導している。 ロシアは現在、軽工業生産に力を注いでいるため、実力のある中国企業はロシアの軽工業企業改造に参加することができ、 ビジネスチャンスになっている。 したがってこれは中国商人にとって希望にもなり得る。 ロシア市場開拓の先頭走者で今度の ‘禁止令’による希望を先立って実現した朝鮮族企業には、東寧の吉信グループを 例に挙げることが出来る。 全国人民代表で朝鮮族企業家である崔龍吉氏が率いる吉信貿易公司は、数年前に大胆に投資 領域をロシア市場へ広げ、海外市場開拓ブームを起こしている。 吉信グループは 2000年にロシア・ウスリースクにロシ アと合資して中露吉信木業加工工場を建設、2002年 9月総額 279万ドルを投資してウスリースクに海外独資企業である 吉信履物工場を、 40万ドルを投資してウスリースクに 6つの果物野菜保存工場を、去年 12月には浙江康奈グループと 協力し、累計で 20億元を投資して中国内企業として初めてロシア・ウスリースクに海外工業園区を建設した。 現在、 会社傘下に吉信木材加工公司、吉信庁舎、吉信旅行社、吉信建築公司、新興陶磁器公司の 12の支社を持っており、年間 輸出入総取引額が 8000万ドルに達する。 国家商務部副部長・廖暁淇は吉信貿易公司を視察した後、崔龍吉会長が大胆にロシアに企業を立てた創業精神を高く評価 し、 "ロシアには限りない市場潜在力がある。 ロシアで企業を立てることは両国の経済貿易発展の需要に完全に合致する"と 述べた。 朝鮮族商人、逆境乗り越え曙光を迎えることを期待 今度のロシア '禁止令'で大部分の朝鮮族荷担ぎ商人たちが被害を受けることになるという点は自明な事実だ。 しかし考え を変えれば、危機がチャンスにもなり得る。 黒龍江大学ロシア研究所カン・ジングン研究員は、荷担ぎ商人たちがロシア 現地の実情に合わせて経営方式を変え、経営分野を拡大して現地にて築き上げた人脈と市場を土台に再創業をすることを勧奨した。 ロシア政府の政策変化に綿密な注意を払い、駐ロシア中国大使館に諮問を要請し、それに合わせて損失を最大限に減らすと 同時に、新しい事由、新しい方式で朝鮮族が引き続き広いシベリア大地を動き回ることを期待する。 (黒龍江新聞 リ・サムミン、キム・ホ記者 2007年2月7日)
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