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![]() [教育] 朝・漢族大学卒業生たちの就業比較 漢族の大学卒業生たちの就業が日増しに難しくなる一方、朝鮮族の大学卒業生たちの就業展望が広く なり、就業環境が良好になって朝鮮族社会の話題になっている。 調査によれば、朝鮮族の大学卒業生の就職率はほぼ 100%に達するといっても過言ではない。 一方、 漢族の大学卒業生の就職難は日増しにひどくなっており、就職労賃に対する要求も一落千丈となっている。 遼寧省を例にとれば、朝鮮族学卒者のうち優秀な学生たちはほとんど皆が中国の発達地域である北京、上海、 広州、深圳などの地域の会社に就職をして、月給が最低 3,000元以上、大多数が 5,000元を超えている。 遼寧省人材市場と瀋陽市人材市場で大学卒業生と企業のための大型人材招聘活動がある度に、記者は人材 市場を何回も調べてみたが、毎年1,000人余りを越える朝鮮族の大学卒業生たちを現場で捜すのは難しかった。 しかし漢族の大学卒業生は市場が窮屈なほどに寄り集まるが、就職出来る学生はごく一部だ。 のみならず漢族 大学卒業生の就職要求水準も落ち、初期給料要求が 2,000元から 1,500元に、2ヶ月前には 1,500元から 800元にまで落ちた。 政府では大学卒業生たちの就職難を助けるために、大学卒業生の就業率を大学評価の重要なポイントとし、 政府で規定した就業率に到達できなければ専業を取り消し新入生を制限する政策を実施しているが、効果は限られている。 先日、延辺大学では延辺大学体育館で就業博覧会を開催したが、韓国語に堪能な人材を求めるためにここを 訪れた 90社余りの企業関係者たちと 3,000人余りの予備卒業生たちで体育館は足の踏み場もなかった。 今度の就業博覧会でもやはり最も人気がある学生は韓国語駆使に堪能な学生たちだった。 民族を問わず韓国語に 堪能な学生たちは、中国の大学生たちの就職難が嘘であるかのように就業率が高かった。 延辺大学学生就職処の張金玲処長の紹介によれば、 《韓国語科学生たちは毎年ほぼ100% 就業出来るほどに 就業率が高い》とし、朝文学部全体を基準として見ても 80% 以上の就業が可能だと明らかにした。 今度の 就業博覧会に参加した情報職業技術学院のある責任者は 《韓国との交流が増え、韓国語に堪能な講師を招く ために就業博覧会に参加するようになった》と参加主旨を明らかにした。 このように韓国語駆使力が就業に大きく役に立つと、延辺大学に在学中の漢族の学生たちも韓国語を学ぶために 努力している。 漢族の学生たちは、延辺大学に留学に来た韓国の学生たちとお互いに自分たちの言語を教え合う 方式で韓国語の勉強をするなど、就職難を切り抜けるために最善を尽くす学生たちも少なくない。 朝鮮族の大学生たちの就業展望が明るくなることによって、人々の意識にも変化が生じ、漢族学校への朝鮮族学生 の流出が深刻だった延辺でも朝鮮族学生の回流現象が起こっており、遼寧の場合、ある朝鮮族学校には幼稚園だけ でも数十人に達する漢族の子供達が入学して勉強をしている。 適者生存、弱肉強食の競争時代に、朝鮮族の大学卒業生たちが漢族の大学卒業生より韓国語を掌握しているという 強みで、今は就職で漢族の学生たちを圧倒しているが、中国朝鮮族より韓国語の実力がさらに優れた韓国人の大量 の中国進出、 中国人の韓国語学習熱に備え、朝鮮族の大学卒業生たちは自分たちの実際の実力をしっかりと 固めて備えなければならない、と記者に会ったすべての朝鮮族有志は口を揃えている。 (遼寧朝鮮文報 ユン・チョン記者 2007年1月17日)
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