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[社会] 248人の延辺大生、汽車チケットの詐欺に遭う


▲元・延彗書店の窓にはまだこんな広告文が付いている

延辺大学の近所にある延彗書店で、休みを控えた学生たちが一日も早く家に帰りたがる心理を利用し、詐欺行為で汽車チケット 1.5万元余りを詐取した。

延辺大学の学生・李ガンは何日間もずっと延辺大学西大門周りで彼の代わりに汽車チケットを購入してくれるという人を待った。 数日前、彼は同級生たちの委託を受けて西大門近所のある書店へ来て、直接、汽車運賃の代金を彼らに渡した。 ところが書店にいたその 人々が失踪してしまうとは、夢にも思わなかった。 彼が警察に届ける時には、延辺大学の 248人の学生たちがこの書店で詐欺に遭ったことを知った。

記者が延辺大学保安科に聞いたところによると、今までに 248名の学生が 《延彗書店》の主人に汽車代を委託して詐取され、金額が 1.5万元に達すると言う。

交番ではこの案件は事情が比較的複雑だとして、学生たちが詐欺被害に遭った書店は手続もしておらず、鉄道部門の批准を受けない闇代理店だ という。 記者が辺大学西大門に行って見ると、書店の窓にはいまだに 《汽車チケット代理購入 5元》という文字が付いており、家主はどこかへ 行ってしまって空家になっていた。

2006年 12月中旬に李ガンは同級生たちと、どのようにして冬休みに家に帰る汽車チケットを買おうかと討論した。 すると宿舎付近の壁に貼ってある 広告があり、そこにはこのように書いてあった。 《汽車チケットを代理購入、座席チケット、寝台チケット、インターネットチケット、チケットを 保証する、手続費は座席チケットが 5元、寝台チケットガ 20元、 学生証を持って本書店へ来て登録して下さい》 彼が同級生たちに聞いて見ると、 国慶節の期間にもここで切符を買ったことがあったと答える学生がいた。 それで李ガンは同級生たちの汽車代を持って延彗書店を訪ね、 30歳ほど の男たちに汽車チケットを予約した。 彼は彼らの要求どおり汽車チケット代と自分の学生証を渡し、汽車のチケットを持って来る時間も約束した。

学生証が彼らの手にあったため、李ガンは試験も受けることが出来ず、約定した日になったのに汽車チケットを持って来てくれるという人々が現わ れなかった。 彼が延彗書店を訪ねた時、そこは既にガランとした状態だった。 同級生たちは彼を恨まなかったが、彼は腹のそこから悔しくてた まらなかった。それで彼は時間さえあれば直ちにこの書店近所へ来て、いらいらしながら詐欺師たちが現われるのを待つというのだ。

調べによれば、詐欺に遭った学生たちは既に皆家に帰り、当地の警察側で今捜査に着手している。

(吉林新聞 キム・ジャンホ記者 2007年1月14日)
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