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[社会] ロシア・ドン川にも高麗人が暮す


▲1990年、ソ連の 6都市で行われた唱劇アリラン巡演では、観客として座っていた高麗人たちが
舞台に上って来て出演者たちとともにダンスをした。

ロシアに住む高麗人と言えば、普通は沿海州や中央アジアを思い浮かべやすい。 しかしロシア南部のドン川流域 にも 10万名を超える人々が暮らしているという事実をご存じの方は多くない。

ドン川の河口、アゾフ海に面したアゾフ村に住む金ミハイル・イリーチさんは高麗人で、この地域で一番大きい農場の主だ。

金さんの農場は全体の広さが 3000haに達する。 幼い時、両親の手につながれて中央アジアから越えて来て、この地で 52年暮している。

金さんによれば、両親が夜明けから夜まで土地に寄生したかのように生活しながら守って来た土地に加え、お金が入る度に土地を 買い集めて、この農場を作った。 畑の真ん中には、人足たちが農事の季節に食べたり寝たりする東屋もある。

農作業が盛んな時は、 500人を越える人足が動員され、冬でも 60人を越える職員を雇っている。 大部分が現地ロシアの人々だが、 重要な職責は高麗人たちに任せた。

金さんの家族史には、高麗人たちが経験しなければならなかった流浪の歴史がそっくりそのまま溶け込んでいる。 母親である 李ジョンスクさんは、小さいときのハングルの名前をそのまま書いている。 李ジョンスクさんは、遠い故郷の高麗の土地とキムチ、 麺類の味を忘れることができないと語った。

ドン川流域にあるロストフ・ナ・ドヌには、約 10万名の高麗人が暮している。 沿海州から中央アジアに強制移住された高麗人たち は、 1953年、スターリン死亡以後、居住制限が解かれ、住む所を求めて気候が良くて土地の豊かなこの地に集まって来たのだ。

ロストフヌ・ナ・ドヌにある韓国語教育院は、 5年前に門を開いたこの地で 400人を越える高麗人たちがハングルを学んでいる。 節日になると、彼には韓服をきれいに着飾って集まりに参加する。

(黒龍江新聞 シン・ソンボム記者 2007年1月6日)
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