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[特集] 結局、皆の《力》がチームを救った



一年が始まった。 皆が新しい誓いや計画を立てる時だ。 去年、延辺サッカーの指導層、球団、ファンの皆が苦しい一年を送った。 2006年、延辺サッカーでは一体どんなことがあったのか? 今年は 《貴方》と 《私》ではなく、 《私たち》が作って行く、適切で長 続き可能なプロサッカー文化の定着のため、我々がどんな努力をしなければならないのか? 去年をふりかえる必要があるようだ。

◎ 市場化: ホームグラウンドのチケット請負、球団の市場化失敗

去年、延辺アリラン媒体発展有限孔司が延辺チームホームグラウンドの入場券を請負い、 シーズン終了まで終えた。 去年 5月 18日、 延辺サッカー指導層の責任者が程鵬輝氏と遂に決別宣言をした。延辺プロサッカーで初めて市場化のテンポが稼動したものの 177日で結局 挫折。 この日、延辺サッカー指導層の責任者は 《改革の失敗を後悔しない》と明らかにしながら、延辺サッカーは引き続き市場化の道を 進むと力をこめて述べた。 正しい選択だと思われる。

州政府が今年のシーズンまでチームの面倒を見て、明年シーズンから完全にクラブが市場化の道を歩いて行かなければならないと釘を刺し た状況であり、今年、クラブは何としても市場化の道を進まなければならない。程鵬輝氏が今年のシーズン中は、球団全体を混乱させたが、 彼が試みた運営モデル、管理体制でも正しい部分があれば、採用するのが正しい姿勢だ。

※指導層と球団の皆が、古い慣習と体制を打破し、すべての知恵と力量を動員する、開かれた姿勢が必要だ。

◎ ホームグラウンド: 海蘭江競技場の正常運営、シーズン担保に大きな力

去年、該当指導層の決定でホームグラウンドが、延辺プロサッカーチームの 11年間のホームグラウンドだった延吉市人民 競技場から龍井市海蘭江競技場に変わった。 4月 19日と 20日の二日間に降った豪雪で、延辺チーム二番目のホームグラウン ドとなった龍井市海蘭江競技場は雪原に変わった。

龍井市人民政府は、龍井市の小中学校の教師・生徒、及びボランティア人員 5000人余りを動員、 競技場に積もった雪を綺麗 にとり除き、 22日の対湖南湘軍戦を保障した。 それ以外にも、この競技場では不十分な周辺施設を、全てではないにしても一 つ一つ解決して行き、 2006年のホームグラウンド競技を無事に終えることができるように努力をして来た。

※今年シーズンの、サッカーファンたちの分布、プロサッカー文化の定着などさまざまな面を考慮して見ると、シーズンのホー ムグラウンドに相応しいのかどうかという問題は、該当指導層が解決しなければならない 《宿題》だ。

◎ 競技: 強引なサッカー駆使、新スターたちが浮上

去年、延辺チームは 8勝5分11敗で最終的に 8位にてシーズンを締めくくった。 競技開始 47秒にて鄭林国選手のツマ先からシーズ ン最速ゴールが誕生し、文虎一選手が 10分以内にハットトリックを演出し、さらにシーズン終了とともに 12ゴールにて得点ラン キング 2位に輝く光栄を享受した。

またチームは上海康博と 6対0というシーズン最大の得点差ゲームを演出し、ファンに無限の楽しみを与えてくれた。監督陣の努力 で、キーパー尹光選手が完全に 《巨木》に成長し、守備ラインがいっそう堅固になり、「育文、姜洪権、崔永哲など新スター達が 急浮上した。 しかし競技で攻撃手たちの不振もよく見られた。 また監督陣と選手たちが中国サッカー協会の重い懲戒を受け、物議を醸した。

※結局は監督陣が解決して行かなければならないことだ。

◎ サッカーファン: 延辺球団の永遠の支援者

やっぱりサッカーファンたちは延辺球団の永遠の支援者というに相応しい。 ホームグラウンドを持っている龍井市サッカーファ ン協会(会長・黄ジョンホ)のメンバーが多くの苦労をした。 去年初、ホームグラウンドでの応援準備のため、 4月 5日から三日間、 昼夜を分かたず 1500本の旗と鼓、ドラ、帽子など装備の用意のため、コマのように走り回った。 この日の競技で勝利した後、 この協会所属のメンバーたちの顔には疲れはなく、本当に腹の中から溢れ出る喜悦感だけがあった。 協会の細々した事一つ一つも、 几帳面に取り揃えるという副会長・金ドクソン氏、店もそっちのけで協会の事なら素足ででも駆けて来るという李ヨンヒ氏、 ホームグ ラウンド応援の後、直ちに病院へ直行して(喉頭炎、毎度ホームグラウンド終了とともに点滴注射を打って来た)という応援隊長・呉チ ングォン氏、毎回ホームゲームには延辺サッカーファン協会のメンバーを引き連れて応援に力を合わせて来た延辺サッカーファン協会 ・許ホン副会長、妻子を連れて毎回競技場を尋ねた汪清の猛烈サッカーファン・趙イルギュ氏…胸が一杯になるような話が本当に多かっ た。 それ以外にも多くのサッカーファンたちがチームを愛した。

※やはり今年シーズンだけでなく、延辺球団はサッカーファンたちの支援なしには生存することができない。

◎ 引退: 永遠の外国籍選手ゾラ、ベテラン玄春浩が引退

去年 10月 21日、 延辺チーム入団を始めとして中国サッカー舞台で 10年間活躍して来た、延辺チームの永遠の外国籍選手ゾラと、 チームに甚大な貢献をして来た玄春浩選手が、対青島海利豊戦を最後にシューズを脱いだ。 二人の選手の引退はある意味では残念だが、 若い選手たちには道を譲ってくれたことになる。 この日、州サッカー協会該当関係者が、ゾラに中国サッカー協会から発給した 10年間の 労苦を称える記念牌を委託、 贈呈した。

引退とともに、ゾラは家族をつれて自分の祖国に帰った。玄春浩は現在、指導者の可能性をテストされている状況だ。 延辺チーム監督陣の 紹介によれば、ゾラ選手は今後、慣れ親しんだ中国サッカーの舞台でマネージャーとして活躍する可能性が十分にあるという。

※ベテランにとって、引退はまた他の人生の幕開けのきっかけであるようだ。

◎ 移籍: チームからの移籍は不可避

去年、延辺チームには張棟樹、湯超、ウェルレム、金永俊、アブなどの選手を誘致し、現在までに趙銘、文虎一選手がスーパーリーグ瀋陽 金徳に移籍して行き、韓東日、李傑、金罡煒選手が移籍を申し立てた状況だ。 移籍を申し立てる選手たちがもっと増えるかも知れない。 去年、延辺チームで迎え入れた選手たちだけでは大きな効果が見られなかった。

安価な選手たちを迎え入れるしかない延辺球団の状況について、あれこれ評価をしたくはない。 やはり去年、移籍の話題のトップは趙銘と 文虎一の移籍だった。 球団の経済状況、 二人の選手の前途など多方面を考えれば、指導層の決定は正しい判断だった。 今年のシーズンは 1チームに 4人の外国籍選手を保有、 1ゲームに 3人までの外国籍選手を出場させることができる。

※今シーズン、チームの実力向上のためにどんな一流の国内及び外国籍の傭兵を誘致するのかは指導層の意志だ。

(週刊スポーツ リ・ヨンス記者 2007年1月4日)
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