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[文化] “北京娘” 歌手・金月女が延吉に来た

“懐かしき私の息子よ”を歌い、観衆を涙の海に


▲金月女クリスマス公演のために延吉まで同行した鄭又赫作詞者

クリスマス公演招待のため延吉市を訪れた歌手・金月女が 12月24日、延辺国際ホテル 2006年 クリスマス夜会で鄭又赫(韓国人) 作詞、チョン・ウォンス(韓国人) 作曲の “懐かしき私 の息子よ”を歌い、場内観衆を涙の海と化すと同時に、中国朝鮮族社会のコリアンドリームによる離散 生活の辛い胸の内を暴き、朝鮮族家庭の新しい生活を営む起爆剤となる明るい展望を見せている。

“実は、私は中国朝鮮族歌手としてこの歌を録音する時、溢れる涙を抑えることが出来ず、10分余りの間、 歌を録音出来なかったのです”と、当時ソウルでの第2アルバムを発売した時の感情を披露しながら “作詞者 が長年の間、中国朝鮮族社会をあまねく観察し、離散の哀歓を盛り込んだ歌が出たので、 また朝鮮族同胞社会 をあまりにもよく知っているので、まるでも我が民族の哀歓を盛ったアリランを私が楽しんで歌うかのように この歌にすっかり嵌って行くようになりました”と、金月女氏は公演前のリハーサルを控えて記者に語った。

彼女によれば、2005年度に母(74歳)がソウルに来た時、まずこの歌を母の前で歌ったが、母は涙を禁じ得ず、 またこのアルバムが発売開始となって多くの中国同胞たちから生の哀歓を盛り込んだこの歌を聞いて、どんな に涙を流したか知れないというメッセージを受けたと言う。

“今はこの歌が胸の痛む事情を盛り込んだ歌だが、これからは同胞社会での美しい思い出の歌として位置づけ られるでしょう”と、この歌の作詞者であるソウル幸福ライオンズクラブの鄭又赫会長は、今度の 公演のために同行して説明している。

鄭又赫会長によれば、その昔、ビジネスのためにしばしば中国に通いながらコリアンドリームのために 生ずる離散家族が増えていることを肌で感じ、朝鮮族の同胞たちが韓国でお金は儲けていても子供達に対する哀切たる 心情はみんな同じで、このように “懐かしき私の息子よ”という作詞を一喜一憂しながら筆を執るようになったという。

“実のところ、韓流が中国でヒットしてはいるが、中国、そして朝鮮族社会がきちんと韓国で知られていない現実 があり、まず歌手の金月女を韓国の舞台に登場させて “北京娘”を韓国に広め始め、金月女の独特な歌唱力を支 えるためにそれなりの努力をして来た。そこで金月女という朝鮮族歌手を立てながら民族の違和感を薄めるため、 今まで努力しています”と、鄭又赫会長は説明した。

この日のクリスマス夜会で、歌手・金月女は延吉市の観衆たちにこの歌を熱唱した外、彼女のヒット曲である “北京娘”そして “新トラジ”“豆満江の青い水に” など我が民族の哀歓を盛り込んだ歌を熱唱し、場内を熱くした。

(黒龍江新聞 ユン・ウンゴル記者 2006年12月26日)
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