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[社会] 中国同胞たちの生活の場、江南方面へ移動中−韓国

江南飲食店就業選好により‘脱九老’ 加速化
地下鉄 2号線新林・落星台駅方面に居住地形成




国内中国同胞の住い移動の現況

ソウル地下鉄 2号線が通る冠岳区新林4洞。 多世代住宅が密集した平凡な住宅地であるここ に 2〜3年前から見慣れぬ風景が見られるようになった。 漢字を簡素化して使う中国式 ‘簡体字’の 看板が一つ二つと出来始めたのだ。

新林4洞市場付近には中国東北3省食品専門店 ‘海の幸山の幸’がある。 ここのお客の 80%ほどが中国 出身の同胞たちだ。 去る 22日に会った尹チュンジャ(43) 社長は “近くの新大方駅の近くには、中国 同胞相手の飲食店が 10ヶ所余りもある”と伝えた。 同胞の味の好みに合わせて、 飲食店はもちろん、 中国式食材料を売る専門商店も2、3ケ所できて、同胞たちの語り合いの場の役目をしている。 いつの間 にか新林4洞には中国から来た同胞たちの ‘小さなチャイナタウン’が形成されたのだ。

中国出身の同胞たちはソウル地下鉄 2号線駅中心圏の通りの風景を変えている。 彼らの住いが 地下鉄 1号線九老駅から出発して地下鉄 2号線に乗り、新林洞を越えて落星台入口までつながっている(図参照)。 同胞のユさん(41)は “大体は当初、中国同胞のチャイナタウンがある加里峰洞で家賃を払って住んでいたが、落ち着く と新大方洞や新林・奉天洞の多世帯住宅へ移る傾向にある”と言いながら “このごろには落星台入口区域の近くまで進出 した”と語った。

このような現象は、彼らの職場が工団地帯から江南商圏へ移って行っているからだ。 2003年頃から国内へ移住して来る 人口が増えた上、 製造業よりサービス業を好む傾向が現われ、変化が始まった。

特に同胞たちは江南の飲食店への就業を最も好む。 月給を踏み倒される心配も少なく、勤務環境も良いからだ。 金ヨン ピル <中国同胞タウン新聞> 編集局長は “加里峰洞は九老工業団地に近く、安っぽい部屋である‘蜂の巣’が多く、 初期の移住者を中心に賑わった”とし、 “しかし九老工業団地がデジタル団地に変わりつつあり、同胞たちに働き口 としての意味が薄くなった”と説明した。

小さなチャイナタウンは江南に向かって拡散しており、そのすぐ直前で止って形成されている形だ。 都市計画・建築 研究の団体である ‘空間研究集団’ イム・ドングン研究員は “江南にまでこうした現象が浸透するかどうか興味深い” と語った。 実際、江南でも松坡区文井洞などには既に小さなチャイナタウンの兆しが見えている。 イム研究員 は “このような傾向なら、小さなチャイナタウンはソウルの普遍的な姿として定着することになろう”と述べた。

(ハンギョレ チョウ・キウォン記者 2006年12月25日)
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