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[教育] 集安市朝鮮族学校、民族教育の陣地を堅固に守る


▲ 集安市朝鮮族学校・朴正福校長

《吉林の小江南》という美名を持つ美しい山間辺彊都市・集安に、我が民族の学校−集安市朝鮮族学校が堂々と立っている。

生徒数が減る一方の現実の下、何としても、どんな困難にぶつかろうとも、我が民族の学校を必ず守ると いう信念で 12の朝鮮族中、小学校を合併して一つの総合寄宿制学校として作られた集安市朝鮮族学校は、幼稚園、 小学校、中学校、職業高校が一体化した学校だ。

今日、集安市朝鮮族学校は集安市の教育系統の中でも誇らしい立場を守っており、活発な教育の雰囲気で溌剌とした 発展を見せている。 今年、集安市朝鮮族学校は教師・生徒たちの共同の努力により、集安市教育目標管理先進単位、 教育成績 3等賞、継続教育先進単位、2006年度通化市文明窓口単位、教育系統先進基層党組織などの名誉を受けた。

今、振り返って見れば、集安市朝鮮族学校の合併は徐々に風化して行く私たちの民族教育を活かした、画期的な試みと 言える。 しかし集安市朝鮮族学校の合併までの経緯は、決して順調ではなかったし、今日のような成績をおさめるまでには 多くの困難があった。 2004年 9月集安市民族事務委員会、集安市朝鮮族中学校、集安市各界の朝鮮族関係者たちの声援と 支援の下、集安市朝鮮族学校は苦難に満ちた合併への歩みを始めた。 当初、反対する父兄があまりにも多く、 彼らを説得させるのに最大の力を使ったと言う。 朝鮮族村ごとにあった学校を無くし、集安市に集中させれば、 学校から距離が遠くなる。 費用が沢山かかるとして親たちが強く反対した。 集安市民族事務委員会・金ヨンチョル 主任、集安市朝鮮族学校の指導部メンバーたちが直接村ごとに、家ごとに通い、彼らを説得した。

学校合併の過程において、もう一つの困難は資金難だった。 学校建設に必要とされる資金を獲得するため、集安市 朝鮮族中学校の専任・朴正福校長は集安市政府に足が棒になるまで通った。 集安市政府は民族学校の建設に多くの 支援を与え、学校庁舎、寮の建設から机、椅子に至るまで政策面、経済面で多くの助けになった。 一つしか残らない 朝鮮族学校だというので、集安市政府では特別な恩恵を多く付与したが、寄宿生たちに対して小学校は 40元、中学校は 50元の食事補助を与え、暖房費 70元は全て免除してくれた。 そして学校雑費、教材費を減免してくれたが、各クラスの 90%の学生たちがこの待遇を享受することができた。今年 10月、集安市政府は集安市朝鮮族学校に新しいコンピュータ ーを用意し、授業の条件を大々的に改善してくれた。

学校合併の過程において、学校の先生たちも少なからぬ苦労をしたが、資金を節約するため、先生たちは学校庁舍の構築 に直接参加した。 そして雨が降ればぬかるみ、夏には雑草が茂って伸びる学校運動場の改善のため、先生たちは直接出 て運動場に土と砂を広げ、きれいに整えたと言う。

優雅で淡白な校舎、管理が厳格で秩序ある寮、きれいな学生食堂を見て、現在は多くの父兄たちは学校合併に非常に肯定 的な態度を見せており、子どもたちのために良い学習環境を用意してくれた学校側に対して感激してくれている。

学校の概況



《教員ごとに自分の才能を余すところなく発揮し、学生ごとに立派な人材になるようにする》を主旨とした集安市 朝鮮族学校は、現在 22クラスに分けられており、在校生が合計 583人だ。

そのうち幼稚園が 4クラス、小学校が 9クラス、 中学校が 6クラス、職業高校が 3クラスだ。 集安市朝鮮族学校を 見るし、職業高校の教育がことさら活発な様子を見せており、朝鮮語文、韓国語、英語、日本語、翻訳、コンピューター などの学科を設置して学生たちの全面的な資質向上に注力している。

職業高校の就業率は 95%以上に達しており、基本的に韓国企業や日本企業へ就職すると言う。

(吉林新聞 チャン・チュンヨン記者 2006年12月23日)
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