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［社会］　与・野議員85人、高句麗歴史遺跡復元のための法案提出−韓国 最近、中国が高句麗を中国の少数民族が立てた地方政権であるとして、高句麗史を自分たちの歴史に編入 させようとする意図を露骨化している中、 18日、ウリ党・尹昊重議員が代表発議した '高句麗文化史跡地の 保存及び南北協力などに関する法律案'が与・野党議員 85人の共同発議で国会に提出された。 国会・高句麗史歪曲対策特委委員として活動し、現在は国会高句麗フォーラム幹事を引き受けている尹昊重議員 (ウリ党京幾九里市)は "中国が 2002年から '東北工程'という大規模プロジェクトを通じて高句麗及び渤海の歴史 を中国の辺方民族や属国の歴史として歪曲しているにもかかわらず、我が国では国民的感情が高まっただけで、 中国の論理に対する体系的対応や国内の高句麗史蹟の発掘・復元を通じた歴史的考証の確保などの努力が充分で なかったことは事実"と述べた。 尹議員はまた "これまで進められた各種のシンポジウムと専門家の意見を集めて、高句麗文化史跡地の指定、 高句麗委員会の設置、高句麗遺跡地の保存・造成事業のための特例及び南北協力事業支援の方案などを盛り込んだ 法案を提出することになった"と立法主旨を明らかにした。 尹議員は "中国が既に去る 2004年 7月、ユネスコに高句麗文化遺跡を世界文化遺産に登載して昔の高句麗の首都 である吉林省集安市一帯に '高句麗文化観光城'というテーマパークを造成しており、白頭山観光団地を 2008年 までにユネスコに世界自然遺産に登載するため、朝鮮族や韓国人が運営中だった宿泊施設に対して一方的な強制 撤去命令を下すなど、我が民族の痕跡を消すために躍起になっている"とし、 "中国の '東北工程'が、今やより 直接的で露骨な行動様相を帯び始めた"と明らかにした。 尹議員は "我々の歴史を覇権主義的視覚で自国の歴史として歪曲しようとする周辺国の行動を、これ以上黙認 してはいけない"とし "歴史の伝統性を立て未来の世代に歴史の根本を覚醒させるためにも、本法案が速やかに 本会議を通過するよう、共同署名した議員たちとともに積極的に努力したい"と強調した。 また、民間次元だけでなく汎政府次元で高句麗の遺物及び文化遺産に対する発掘及び保存、展示するための各種 事業を支援し、南北協力を通じる統一された民族史の定立と民族史蹟の伝統性確立が急務だという主張が提起 されている中、国会に提出された法案がどんな効果を示すかが期待されている。 （ニューシーズ　チョン・ホンチョル記者　２００６年１２月１８日） Copyright(C) 朝鮮族ネット