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［社会］　初期の移民者たち、LA 韓人タウン脱し、生活の活路求める LA 東部業店 '中国同胞を求めます'…顧客の80％が中国系 ▲太平洋銀行のテラー朴ウンウ氏と韓国食堂 ‘ミガ’のウェイトレス李オクニョ氏が店を 訪れた中国系の顧客に応対している。 中国系の割合が高い LA東部地域では、韓国語と中国語 を上手に話す人々中国同胞たちは重宝されている。 アメリカで最も大きな韓人移民社会は LA(ロサンゼルス)だ。 1950年代後半から韓人たちが大量にここへ来て 定着、中国同胞は一歩遅れて 1980年代下半期から少数の移民が始まり、約1万名に至る中国同胞社会を形成している。 先に来た中国同胞たちが約 20年のアメリカ移民の歴史を記録している。 これまで、中国同胞の絶対多数が、韓人たちだけで 100万名と推定されるロサンゼルスと韓人タウン、そしてその付近 の韓人密集地に集まり、職場を求めて生活の根を少しずつ下していた。 すなわちほとんどすべての中国同胞が韓国人の職場に出て、韓国人の家に寄宿し生活して来た。最近、少しずつ変化を 見せているのは、中国同胞の勤勉な性格と言語の強みを利用して、より広い地域へと職場と生活の根を広げていること。 延吉生まれの中国朝鮮族・朴ウンウ(20)さんは、米国生活を始めてから 2年にもならない移民新兵だ。 現在、朴さん はマウント・サンアントニオカレッジで勉強をしながら、太平洋銀行ローランドハイツ支店のテラーとして働く。 ローランドハイツ所在の韓国式食堂 'ミガ'でウェイトレスとして勤める李オクニョ氏も米国生活 4年目の延辺生まれ の中国朝鮮族だ。 韓国語と中国語を同時に上手に話す朴さんや李さんのような中国朝鮮族は、地域的特性の上、中国系顧客たちの割合が 相対的に高い LA東部地域の韓人店ではなくてはならない貴重な存在だ。 韓人店は中国系顧客の誘致のため、中国語の看板やメニューの準備は勿論、中国朝鮮族の従業員を先を争って採用している。 華僑ポール王氏が最近開業したルネサンス蒸風呂には、カウンター職員から入浴補助員、指圧師まで大部分の従業員が中国朝鮮族だ。 東部地域に支店を置いた各韓国系銀行は、アカウント全体の 10％に達する中国系顧客との円滑な意思疎通のために最 小限 1人ずつの中国朝鮮族を雇っている。 北倉洞スントゥブ・ローランドハイツ支店にも現在 2人の中国朝鮮族が勤務中だ。 長年の中国生活で中国語に堪能な尹グァンホマネージャーまで合わせれば、中国語駆使の可能な従業員は 3人だ。 尹マネージャーは "週末の場合、 80％が中国系を含む他人種で、平日にも 60％が中国系のお客"と言いなが ら "私たちの店で中国朝鮮族の従業員たちの存在は非常に重要だ"と述べた。 ハンナムチェーン・ダイアモンドバー店は中国朝鮮族 1人を顧客サービス部署に配置した。 金ドンジュンマネージャーは "1週間に一度ずつ中国 TV 放送に広告をするので、中国系顧客の割合が 60％とかなり 高い方だ。 中国系のお客の便宜のため、中国語を駆使する職員を雇った"と説明した。 漢医院など中国系の店も中国朝鮮族を採用して韓人顧客の誘致に活用している。中国朝鮮族の高い存在価値と 報酬にもかかわらず求人難がかなり深刻だ。初期移民者の割合が高い中国朝鮮族の大多数が LA韓人タウンに集中 して暮しているからだ。 朴スクラン韓美銀行ローランドハイツ支店長は "私たちの支店には 1人の中国同胞が勤めている。 もっと採用した くても、必要な人材を求めるのは思ったほど簡単ではない"と伝えた。 （黒龍江新聞　チェ・ミン記者　２００６年１２月１１日） Copyright(C) 朝鮮族ネット