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[社会] 韓国訪問就業制の情報に、延辺朝鮮族再びざわめく

"機会が来たから必ず出たい"

最近韓国から聞こえて来る在外同胞政策関連の情報が、再び中国延辺朝鮮族同胞の胸をゆさぶっている。

韓国法務部は去る 16日、在外同胞政策セミナーを通じて、来年 2月導入予定である訪問就業制に対する 各界の意見を聴取するイベントを行ったが、この情報が中国現地で紹介され、再び朝鮮族同胞社会がざわめいている。

延吉市に居住する朝鮮族女性は “かつてから韓国に出てお金を儲けたかったが、機会がなかった。今度、 気楽に簡便に韓国に就職することができる機会が北ので、必ず出たい”と明らかにした。

一方、 “今も韓国に出ている人々が多く、延吉でも朝鮮族人口の割合が減るのに、訪問就業制が本格的に 施行されれば猫も杓子も韓国に出て行くのではないかと心配になる”と憂慮を表明する声も少なくない。

しかし情報に接した延吉市の多くの朝鮮族たちは、大体において歓迎している。 延吉の朝鮮族は韓国に出て 仕事をしたいがビザの発給を受けることが出来ず、出国が出来ない場合が多い。

それで延吉現地の言論メディアでは、韓国ビザを専門的に代行するという広告を簡単に見つけることが出来る。 高いお金を払って韓国ビザの発給受けた朝鮮族は、ビザ期間が満了してもお金をさらに儲けるために不法滞留を 選択する人々が多い。

韓国には今年 8月までで約 87万 5,000人余りに達する外国人が滞留しているが、そのうち中国朝鮮族は 22万 1,000人余りにのぼる。 また 8月末までで外国人不法滞留者は 18万 6000人、そのうち朝鮮族は 3万 1,000人余り にのぼるという。

一方、今度導入する訪問就業制は、中国朝鮮族及び旧ソ連付近に居住する同胞が韓国に就職することができる機会を 拡大したもので、現行の特例雇用許可制に比べて入国手続きが簡素化され、就業分野が多様化される。

訪問就業制によれば満 25歳以上の朝鮮族なら 1回に 3年の間滞留することができる訪問就業(H-2) マルチビザが発給 されて最長 5年間有効だ。 このビザを通じて入国した人はマルチビザにより自由な出入国が可能であり、就業対象の 職種も以前の 19業種から 32業種に就職することができるようになる。

ただ韓国内に親戚のいる同胞は、ビザクオーターに構わずに入国が認められるが、韓国内に縁故のない同胞は弾力的 なビザクオーターによって入国を制限されることがある。

(オンバオ 2006年11月21日)
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