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[社会] 帰国留学派、なぜ就職難か?



○ 高い職位、高い労賃期待

○ 専攻が現実と合わず

海外からの帰国就業についての調査によれば、35%以上の帰国者に就職難が生じており、 40%が職業方向 が定まらないことがわかった。就業問題は現在、海外からの帰国者たちの大きな問題になっており、一部の就職 出来ない帰国者らは、海待 (就業待機者)とまで呼ばれている。

国家人事部の紹介によれば、2005年末まで我が国の各種出国留学人員総数は 93万 3000人に達し、そのうち留学帰国 人員は 23万 3000人だ。 2005年の一年だけでも留学帰国人員が 3万 5000人になり、年増加率は 39.4%に達する。 90年代末以来、全国的に留学帰国人数はずっと二桁を超過する増加率で増えている。

海外帰国者の就職難は次のような 3つの問題により生ずると関係者は言う。 一つは、留学人員たちが帰国した後、 無条件に高い職位につき、高い労賃を受けなければならないという心理が働くこと、もう一つは、専攻あるいは学校 による差から生じる問題、もう一つは投資と効果における問題があり、留学生たちが帰国後の報酬に対して期待が大き過ぎるのだ。

現在のところ、海外帰国者が海待と呼ばれる現象は、中国の海外帰国人材が余っているから生じているわけではない。 まだ海外に滞留している 60万人あまりの留学人員に比べれば、帰国した 23万名はそのうちの一部にしかならない。 我が国はまだ大量の海外帰国者が必要であり、特には高資質、高階層の海外帰国者が必要だ。

中国欧米同学会の関係者は、現在我が国では修士以下の学歴を持つ海外帰国人材をしっかりと配置して導かなけれ ばならないと指摘した。 彼は、現在、我が国では既に教育監督ネットワーク、留学警報発表システムなどの手段に より出国留学人員を指導しており、今後も引き続きこの面での関連政策を次々に打ち出し、盲目的な留学ブーム現象 が現われることを予め防止しなければならないと指摘した。

海外帰国者たちは帰国して気持ちを整理し、基本的なことから理解しなければならないと、ある企業関係者は語る。 中国の政策環境、マクロ的環境、人文環境、文化環境はいずれも外国と差が非常に大きい。海外帰国者が帰国してから 創業するためには、中国のこうした環境についてよく理解しなければならない。 その関係者は、当面、海外帰国者 創業支援システムを設立することが急務であると指摘した。

(吉林新聞 2006年11月16日)
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