xxxxxxx
朝鮮族ネット 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト Search by Google:
ホーム 朝鮮族概要 地域紹介 政治 経済 歴史 観光 ショッピング コミュニティー お問合せ



[経済] 瀋陽農心辛ラーメン、北朝鮮市場に進出

6年前、中国の内需市場を狙って中国瀋陽に進出した瀋陽農心食品有限公司は、中国のラーメン市場に確固たる 立場を築く一方、 2年前から海外市場へ触手を伸ばし、今年は韓国、日本、北朝鮮、ロシア、モンゴルなど海外へ 200万ドル分を輸出する計画だ。 海外輸出担当者は北朝鮮への輸出に関して、関連の問い合わせ電話だけでも一日 に10回余りかかって来ており、輸出量もずっと増加傾向を見せていると述べた。

瀋陽農心の対北朝鮮輸出は、数年前の北朝鮮龍川爆発事件の当時、韓国の民間団体から救護物資として最も簡便に 食べられる食べ物である瀋陽農心工場のラーメン 2万箱を購入して送ったが、それがきっかけになり、対北朝鮮輸出 の道が開かれた。 北朝鮮でも次第に 《辛ラーメン》が知られ始め、一度試食した人々が辛いコチュカルの味が伝統的 な朝鮮の辛い味をそのまま現しているということで、 《辛ラーメン》が北朝鮮で徐々に知られ始めた。

北朝鮮への輸出は主に国境貿易をする中国人や朝鮮族を通じて行われており、汽車やトラックを通じて平壌に運送 されており、現在は年間 3万箱ほど輸出されている。 瀋陽農心側はまだ物量は決まらないものの、《辛ラーメン》 の北朝鮮での人気から見て、輸出量が増加するものと楽観している。

また瀋陽農心のカップラーメンは、ロシア市場でも人気が高い。ロシアへ輸出する 《コリア味》という意味のロシア語 の商品名を付けたカップラーメンは、一次的にロシア・ウラジオストクに輸出された後、そこからロシア全域に流通する。 モンゴル輸出市場開拓のためにモンゴル行き旅客機に備える雑誌に瀋陽農心の広告を載せ、またウランバートル空港から 都市に入って行く入口に辛ラーメンの大型屋外広告看板を設置し、大々的な 《辛ラーメン》 広報戦を展開している。

瀋陽農心は熾烈な中国ラーメン市場の競争に備えて、キムチラーメンを開発した後に続き、最近は韓国の安城湯麺を 中国人の嗜好に合わせて牛肉味を強化し、ボンデギ(蚕の蛹)をたっぷり入れた石鍋牛肉麺を開発、ロシア市場進出 のためのキムチ味、鳥肉味、牛肉味などさまざまな味のカップラーメンを開発した。

(遼寧朝鮮文報 チ・フン記者 2006年11月14日)  
Copyright(C) 朝鮮族ネット