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[教育] 韓国・幼児の中国語教育、どこまで来たか?

第15回ソウル国際幼児教育展の行事場所を訪ねて

英語に続き“さらに中国語を学ばねば”子供を持つ親たちの関心は大きくなるばかり

中国同胞の‘中国語ネイティブスピーカー教師’としての活用要求が高まる


11月 9日から 12日までソウル三成洞貿易センターで第15回ソウル国際幼児教育展が開かれ、大盛況となった。

幼児、幼児部などの子供教育機関を対象にした幼児教育展は、幼児・小学生を持つ親や学院の関係者たちから最大の 関心を集める行事で、韓国の幼児教育の発展の姿をひと目で把握することができる現場でもある。

幼児学習機材や教材遊具などを製作販売する会社がブースを構え、商品展示会及び説明会、体験学習などを行い、 競って広報活動を展開し、行事はさらに盛りだくさんの風景を演出、両親にてをひかれて行事に参加した幼い子供 達も、興味津々だった。

今度の行事に中国語幼児教育に情熱を持って活動する (株)ピンピンパン子供中国語(以下、ピンピンパン)と (株) カオシンチャイナ(以下、カオシン) の二つの会社が参加して注目を集めた。

(株)ピンピンパンは、子供の中国語訪問学習機関で 1997年 10月に開園し、子供の中国語学習教材と 教育研究活動を続けて来た代表的な会社だ。 (株)カオシンは 3年前から幼児を主な対象とした童謡や遊び の文化で、中国語で歌いながら教える教材研究や教育を展開して来ており、今年初から本格的に教育教材を出市している。

行事に参加した二つの会社の関係者を通じて、韓国社会で幼児や子供を対象にした中国語教育の関心度が どの程度なのかを見積ることができた。

まず、子供の中国語教育に 10年のノウハウを持っている (株)ピンピンパンのチョウ・ギュソク経営管理チーム長は、 “韓国では、英語教育が公式的に学習者段階において子供まで下るには相当な時間がかかった”とし“中国語は中国の 急速な経済成長と共に、早い速度で大人段階から幼児段階へと低くなっている”と言う。 (株)カオシンの金ヨンボク室長 は “幼児・幼稚園・小学校まで、中国語教育をしなければならないということで、全般的に関心が非常に高くなっている” とし “子供の中国語教育市場が早い速度で成長するだろう”と確信して言う。 金ヨンボク室長の話によれば、国内の幼児の 家に対して 5% ほどになる教育機関が実際に中国語教育を実施していると付け加えて説明した。

国内で中国語教育に対する関心が高くなり、中国語教師の募集も競争が激しくなっている。 関心を集めている事項は、 以前には主に国内の大学で中国語学科を出たり中国語圏への留学に行って来た韓国人教師を教師として採用し、活動して 来たが、最近はネイティブスピーカー教師に対する需要が増え、韓国語と中国語を上手に駆使する中国同胞の教師らの 活動が増えているという点だ。

問題は、韓国の国籍を取得した中国同胞を除く一般の中国同胞は、充分に中国語教師で活動することができるにも かかわらず、現在は中国語教師として採用して活用する上で制約があることだ。これに対し、中国語関連学習教材の 発行会社や学院は、制度的に中国同胞が中国語教師として活動できる機会を提供してくれることを期待している。


▲ ソウル国際幼児教育博覧会に参加した子供中国語訪問学習の (株)ピンピンパン子供中国語、 (株)カオシンチャイナ


▲ 英語ネイティブスピーカー教師の現場体験教育

ピンピンパン子供中国語、中国同胞教師の募集に拍車


▲ 中国語授業の写真

中国語の子供教育 10年を誇る <ピンピンパン子供中国語(以下、ピンピンパン)>が、中国同胞の教師を募集すること に関心を持ち始めた。 今は以前と違い、幼初等部の子供相手の中国語教育ブームが江南、盆唐、蘆原、一山などの ソウル近郊新都市を中心にして吹いているというのだ。 2005年前まででも、主に大人対象や中学・高校などの学生対象 に中国語教育が行われていたが、今年からは年齢層が大幅に下がり、幼稚園・小学校の子供たちに中国語を教えようと する父兄が増えている。

しかし問題は、どのようにして能力と手腕のある中国同胞ネイティブスピーカー教師を募集するかということだ。 外国人である中国同胞が韓国で中国語訪問教師として活動するには、制約があるからだ。 そのため、中国語学院や ピンピンパンのように中国語訪問教師を要する所では、韓国国籍を取得した若い中国同胞の女性があちこちでスカウト対象になる。

チョウ・ギュソク管理チーム長は “中国同胞を中国語教師として採用しようとはもともと考えていなかったが、 父兄のネイティブスピーカー教師に対する要求が高くなり、中国同胞の教師を募集している”と言う。 朴ウンファ 教育研究チーム長は “朝鮮族同胞のネイティブスピーカー教師が競争力があり長所が多い”とし "特別に盛んに 鋭敏な反応を見せる年代の韓国の子供たちにとって、朝鮮族同胞は韓国語と韓国文化が通じつつも、また中国語に おいてネイティブスピーカーのような発音を駆使ができるから"という。 すなわち、子供に中国語を教えることを 願う父兄が、中国同胞の教師を好む傾向が高くなっているというのだ。

(中国同胞タウン新聞 キム・ヨンピル記者 2006年11月13日)  
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