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[教育] 2006年度安重根奨学金伝達式を挙行



1992年に設立され、今年までで第 15回を迎えるハルピン工業大学安重根奨学金の伝達式が、最近、 ハルピン工業大で行われた。 今までおよそ 400人のハルピン工業大学の優秀生に 50万元の奨学金を伝達した この奨学会は、韓国の知識人・徐ドクグン先生によって出帆したものだ。

16年前、偶然の機会に安重根義士が義挙を果たしたハルピンを訪れた徐ドクグン先生は、ハルピンに安重根義士 を称える記念館がないという事実に胸を痛め、その痛みをなぐさめつつ、翌年再度ハルピンを訪れ、中国の名門大学 であるハルピン工業大学に私財をはたいて奨学金を設置することになった。 "安重根義士の業績を通じて、学生たち が愛国思想と東亜の平和思想を育て、アジアがヨーロッパとアメリカを超えた平和で安定した地域として定着するの に寄与したい"と言う徐ドクグン先生は、ハルピン工業大学の他にも黒龍江大学、北京大学に安重根奨学金を設置して 来て、 10年が経過した。去年から、初めてハルピン市朝鮮族第一中学校の学生たちにもこの奨学金を伝達している。

2006年度安重根奨学金受恵者に選定されたハルピン工業大学の20人の学生を代表し、沈チョンファさんが "安重根義士 の遺志を称え、立派な学習と事業でその遺志を引継ぎたい"と答辞を述べ、ハルピン工業大学・李紹浜副校長 は "奨学金受恵者たちが今日の光栄と誇りを腹中におさめ、安重根義士のような立派な人格を持った人材に成長して ほしい"と述べた。

奨学金伝達式に続き、韓国延世大学・崔正勲名誉教授の ‘安重根義挙は積極的な思考と肯定的な自覚の結果’と韓国 大学教育学・金炯泰教授の ‘安重根と 21世紀の指導者像’というテーマの特別講演があった。

(黒龍江新聞 ラ・チュンボン記者 2006年10月30日)  
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