xxxxxxx
朝鮮族ネット 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト Search by Google:
ホーム 朝鮮族概要 地域紹介 政治 経済 歴史 観光 ショッピング コミュニティー お問合せ



[経済] 中国携帯電話市場の突風、韓国三星エニーコール



韓国三星電子は 1998年下半期から中国でヨーロッパ型移動電話(GSM)を販売し始めて以来、現在、 モトローラ、ノキアなどに続き中国の 3大携帯電話業者に成長した。 中国の携帯電話市場は 1999年から 毎年 1000万〜2000万台以上成長しており、三星電子は今年に入ってマーケットシェアが 10%台に上がり、 モトローラ( 27%)、 ノキア( 25%)を追撃している。 中国の携帯電話売場のマーケットシェアをよく見れば 外国業者の製品が 60%を占めている一方、中国業者たちの出した携帯電話は 40% ほどにとどまっている。

三星電子のエニーコールは、はじめから消費者を所得上位 4%の 水準にある高所得層を対象とし、モトローラや ノキアの製品より 2倍以上高い価格にて製品を出市、先進の技術力とデザインを土台に 'エニーコール'の高級ブ ランドイメージを植え付けるための努力を長く続けて来た。 見掛け、デザイン及び機能、安定した品質などを基盤 とした大都市主体の高級ブランド戦略で、三星エニーコールは中国の携帯電話市場で成功することができ、中国の内需 市場と輸入市場の拡大でこのような傾向は長続きするものと予想される。

三星の携帯電話はブランドを通じる差別化戦略とマーケティング戦略が成功要因だと言える。 すなわち中国市場を細分 化すれば主要消費層と言える人口がおおよそ 8%ほどになり、これを中国の人口全体にかけてみれば 1億人ともいえ、 もっと保守的に計算しても韓国の人口に劣らない消費階層が主要都市を主として形成されている。 また中国業者の低価 物量攻勢に対応するためには徹底的な差別化戦略が必須という判断の下、高価品を主として市場を攻略した。 特に大都市 の富裕層と若者は価格への敏感度が低く、新製品に対する受容度が高い層であり、ハイクオリティーの製品と効果的な マーケティングを通じて攻略ができた。

このようなマーケティング戦略が成功できた背景として、三星の携帯電話は上海、北京、広州、香港、天津などの大 都市地域を対象に戦略を駆使した。 ブランド広報のため、休み期間中にメディア広告からイベント、販促、インター ネットなど多くのメディアに対する広告を集中した。 また、スターマーケティング、スポーツマーケティングなどさ まざまな部隊活動を通じての企業イメージ向上に努力し、奨学クイズなど文化マーケティングを駆使するなど、全方 向にわたって企業広報に力を注いだ結果、中国内で高い認知度を構築することができるようになった。 最近、富裕層 を対象にしたマーケティングにも力を注いでおり、消費者性向を分析してそれに合う新製品の発売開始を通じ、新し い消費市場の開拓にも力をつくしている。

(黒龍江新聞 2006年10月24日)
Copyright(C) 朝鮮族ネット