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[社会] 白頭山入口の韓国人投資ホテル 5ヶ所に中国“年内撤去”公告文



白頭山を開発中の中国吉林省傘下・長白山保護開発区管理委員会が、韓国人が投資して建てた 白頭山登山路入口のホテルなど宿泊施設を今年内に全て撤去すると一方的に通告、投資者たちが 大きく反発している。

長白山管理委員会は 21日、白頭山北登山路入口にある観光ホテルなど 5ヶ所の宿泊施設運営業者に ‘撤去移転公告’という通達を送り ‘今年の末までに撤去作業を完了する方針’と通知した。

管理委は通知文で “白頭山を世界自然遺産に登録するため、上部で不動産撤去許可を取得した”とし “撤去に先立ち、不動産の価格を評価しようと思うのであれば、不動産評価会社 2ヶ所のうち 1ヶ所を 25日までに選択せよ”と通告した。

管理委は “撤去対象の建物主が不動産評価機関を選択しない場合、管理委が一方的に選定して撤去 を進行する方針”と知らせて来た。

撤去対象は主に白頭山北登山路の切符売り場の中にある宿泊施設と食堂などで、このうち韓国人が 運営中のホテルは吉林天上温泉観光ホテル(代表・李デボン)と長白山温泉観光ホテル(代表・朴禅雄)、 吉林長白山健康娯楽有限公司(温泉別荘代表・朴禅雄)、 長白山国際観光ホテル(代表・朴正人)、 大宇ホテルなど 5ヶ所だ。 長白山国際観光ホテルを経営する朴正人社長は北朝鮮国籍の在日韓国人だ。

これらは大部分 1990年代中盤から 2000年代初盤まで 300万〜699万ドルの巨額を投資してホテルを 建て、運営中だ。

吉林省政府は中国の辺境であると同時に奥地のビジネス拠点として白頭山開発のため、これまで 韓国人の投資家たちに 15〜45年のホテル運営期間を保障して来た。 これによってホテルは短くても 2013年、 長いものは 2038年まで運営が保障されている。

韓国人の投資家たちは “省政府が合法的に許可した宿泊施設を、管理委が合理的根拠も提示しない まま一方的に撤去するというのは、到底受け入れることができない”と反発している。 彼らは不動産評価 機関を選択せよという管理委の通告時限(25日)を過ぎても管理委の要求に応じていない。

中国は 2008年 2月までに白頭山を世界自然遺産としてUN教育科学文化機構(ユネスコ)に登録完了する ことを目標に、来年 2月 1日までに登録申請し、総額 200億元を投入する事にするなど、白頭山整備に力を注いでいる。

(東亜日報 ハ・ジョンデ記者 2006年9月28日)
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