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［経済］　東北中国、四番目の経済成長圏に浮上 主要経済成長指標、全国平均水準を超過 最近開かれた東北地域対外開放会議によれば、東北地域は珠江三角州、長江三角州、北京・天津・ 河北地域に続いて中国の第4の経済成長圏として浮上することになる。 2003年、中国政府は東北振興戦略を稼動した。 国務院東北振興事務室・張国宝主任は "ここ3年来、 東北地域は既に経済低調期から脱した。 2005年と今年上半期、東北地域の各項の主要経済成長指標は全国 平均水準を超過した。 東南沿海地域との差の拡がる傾向が改変され、全面的に振興軌道に入った"と明らかにした。 国務院東北振興事務室副主任・宋暁梧は "国家関連部門は東北地域振興総体計画の制定を急いでおり、東北 地域を中国第4の経済成長圏として構築することになる"と述べた。 この計画には遼寧、吉林、黒龍江の外に 内モンゴル東部興安盟、呼倫貝爾盟、錫林郭勒盟及び赤峰市、 通遼市が含まれる。東北3省と内モンゴルの 5つの盟(市)の資源、 エネルギー及び産業メリットを総体的に考慮しながら産業構造を調整することになる。 上記地域の国土面積は 156万平方ｋｍ、人口が 1億 2000万人だ。 2005年の地域生産総額は 1兆 8410億元で 中国の 10％を占めた。 宋暁梧によれば、東北地域を '1軸2縦4横' 4つの経済圏に区画する。 1軸はハルピン−大慶、2縦は大連−牡丹江、 東辺道とチチハル−赤峰、4横は綏芬河−満洲里、琿春−阿爾山、丹東−霍林河、錦州−錫林郭勒だ。4つの経済圏 はハルピン−大慶−チチハル経済圏、長春−吉林経済圏、 瀋陽など遼寧中部都市経済圏、大連沿海経済圏だ。 東北3省は地理的歴史的原因によって連携が比較的緊密な経済区域として認められて来た。この地域は資源が豊かで 産業分野がしっかりした中国の重要なエネルギー、原資材、 装備製造基地、農業基地だ。 内モンゴル東部の 5つの盟(市)は石炭などの資源が豊かで、東北3省と地理的に緊密に連携しており、経済構造的に相互補完することができる。 東北地域を振興させて中国の第4の経済成長圏として構築するため、国家は相応した政策的な支援でこの地域に存在 する問題を解決することになる。 宋暁梧は "国家は国有企業で作った集団企業が残した問題、東北国有企業の歴史 的な滞納税金の減免、東北地域の金融環境などの面で相応した政策を制定、実施することになる"とし "東北地域を 中国第4の経済圏として構築することは容易なことではないので、長期的に絶え間ない努力を注がなければならない"と指摘した。 （黒龍江新聞　ジン・メンヤン記者　２００６年９月２８日） Copyright(C) 朝鮮族ネット