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[社会] 中国、東北虎 620頭を中朝国境地帯で放し飼い準備

絶滅危機の東北虎個体数保護のため

中国は現在、絶滅の危機に瀕している '東北虎'の個体数保護のため、人工飼育している 620頭余りを 野生の状態で生存するように訓練を経て放し飼いにする計画だ。

東北虎人工飼育団地の関係者は “黒龍江省ハルピン市で飼育されている東北虎は、野生生存訓練を受けた後、 中国と北朝鮮の国境地帯 15haの森林に放し飼いにする計画だ” とし “これに先立ち、 4年前から生存訓練を 行った東北虎 12頭が試験的に放し飼いにされ、そのうち 10頭は再び飼育場に帰って来た状況だ”と述べた。

黒龍江省野生動物研究所・孫海義 所長など東北虎の専門家たちは “野生資源の無分別な開発によって虎が棲息 できる環境が破壊され、大っぴらに密猟が行われているなど、生息環境が整わない状況で放し飼いにする場合、 現在の計画は水泡に帰すことになりかねない"と警告した。

また "放し飼いにされた東北虎は、棲息地での孤立によって個体数の急減はもちろん、絶滅する可能性もあり、 虎の繁殖に相応しい環境構築のために政府次元で支援が行われなければならない”と指摘した。

現在、世界全体的に虎の個体数は去る 1990年代の 10万頭に比べて大きく減少した最小 5〜7千頭と推定されている。

東北虎は中国東北、ロシア南部、 北朝鮮などで棲息しており、環境破壊と密猟などで現在、絶滅危機の動物に分類 されて保護されている。

(オンバオ ハン・ソンフン記者 2006年9月26日)
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