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［特集］　瀋陽市朝鮮族企業家協会現象 第11回瀋陽市朝鮮族民俗祝祭の入場式で瀋陽市の代表的な朝鮮族企業家たちで編成された朝鮮族企業家 会長団が大きく力強く掛け声を挙げて観衆席を通り過ぎていった。 現在、朝鮮族企業家協会は大都市に頻繁に作られている。しかし瀋陽市朝鮮族企業家協会のように会員企業 が積極的に参加してお互いに助け合い、地域の朝鮮族社会に積極的に参加・寄与する協会は珍しい。 これに ついて、瀋陽市最大の朝鮮族団体である瀋陽市朝鮮族連誼会・盧八均会長は 《瀋陽市朝鮮族企業化現象》と言う。 去る 23日に行われた瀋陽市朝鮮族民俗祝祭の入場式で瀋陽市の代表的な朝鮮族企業家たちで編成された朝鮮族 企業家会長団が大きく力強い掛け声を挙げてさっそうと登場し、観衆たちの高い拍手喝采を受けた。 これは瀋 陽市朝鮮族企業家協会の精神的姿と団結心、地域社会との融合をよく見せてくれる一場面だった。 今度の祝祭 だけでも協会は 10万元余りの運営経費を負担し、さまざまな種目の競技でも企業会長たちが運動服に着替えて先頭に立って走った。 盧八均会長は 《瀋陽市の朝鮮族の文化イベントが近年、大規模に訴求力を備えた形にうまく組職されているの は、企業家協会の最善の支援なしには不可能。 毎年、５、６０万元づつ各種の朝鮮族イベントに提供している》 とし 《民族の興盛発展は、民族文化と教育事業の発展がなければならず、そのためには民族経済による支援が重要だ》 と述べた。 紹介によれば、瀋陽市民の祝祭が 2004年から海外支援もなく開かれるようになり、企業家協会の会長に当選した ばかりの吉京甲氏が気経に 15万元を寄付。 その時から瀋陽市の各種の朝鮮族文化イベントは、朝鮮族企業家たちの 支援により解決して自立の道を歩いている。 企業家たちの支援で 雑誌《瀋陽朝鮮族》が創刊され、文学会の活動が 正常化しており、今年には遼寧朝鮮文報に 10万元余りを支援して編集設備を新しく改善した。 吉京甲会長は 《協会は、文字通り、行きたいと思い、誇らしくて恩恵のある <自宅>になって初めて協会に来ても らえる》と言う。 紹介によれば、会員たちは力と知恵を集めて会員企業を診断し、情報を提供して資金を支援し、 市場を開くのに協力し、手続きなど対外業務の面でも協調してくれる。 製品の使用も先に会員企業の製品から使う。 例えば協会会員業者は皆、ある会員企業のボックス製品を使うが、それだけで一年間に 4百万元ほどを買う。 また、 ある会社で資金が急に必要になる時には、協会会員業者たちが率先して協力してくれる。 ある会員は 《会員たちは一ヶ月も会わないと、お互いにどうして姿を見せないのかと電話がある》と言う。 毎月、 協会会員たちは会員の誕生会を開く。 毎月、その月に誕生日がある会員たちを集めて一緒に誕生日を過ごすことを 会員たちは非常に大切に考えている。 また企業が社会に寄与したくても、一人では力も不足で大きな事ができない。 協会の名前で一緒に力を合わせて 支援すれば、個人がするより規模があるので、 《餅も大きくなり、見た目にも良く、大きな事も出来るようになり、 連帯感と達成感が大きい》と言う。 現地の朝鮮族企業界で朝鮮族企業家協会の知名度と吸引力は非常に高い。 企業家協会事務局長・金リョンホ氏は 《一年に会費を一万元ずつ出さなければならないが、企業家たちが噂を聞いて、猫も杓子も自発的に尋ねて来て加入 させてくれと言ってくる》とし 《企業家たちは協会に参加したことを自慢に感じる》と言う。 遼寧朝鮮文報・林グムサン副主筆は、 《これは求心点があるからだ。 瀋陽市朝鮮族連誼会、そして朝鮮族企業家協会 などが吸引力と訴求力を持つことは、リーダーたちが率先する献身精神とリーダーシップがあるからだ》と言う。 企業家協会は連誼会を通じて朝鮮族社会に積極的に参加して支援する一方、自分も地域社会で立場を積極的に向上させ、 企業の発展にもいろいろな支援を受けている。 （吉林新聞　ハン・ジョンイル、チェ・スンホ記者　２００６年９月２６日） Copyright(C) 朝鮮族ネット