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![]() [経済] イノシシから農作物を守るのに疲れた農民たち ▲ 穀食畑を巡回している農民たち 1999年省人大で 《省全体的に狩猟を禁止し、野生動物を保護することに関する決定》を頒布し、専門的な野生動植物保護機構を設立して専門家を置いた。 10年間、狩猟を禁止した結果、我が省の各種野生動植物種類と数量が確実に増えたが、特にイノシシの種類と数量がめっきり多くなった。 2003年 11月から 2004年 2月の一度の調査によれば、延辺州のイノシシの数は 1万 6551頭だった。 1997年の野生動物資源調査の時には 9079頭で、7472頭も増えたことになり、 4年間の成長率は 80% になった。 イノシシが農作物を害し人を襲う事件がよく発生しており、ますます増える傾向にある。 春・秋二つの季節ごとに延辺州に居住する農民は高度に緊張する 《戦争》状態に入って行く。 突然襲撃をする 《イノシシの群れ》が農作物を害することを防止し、また一面ではイノシシを保護しながら経済損失も阻み、人が襲われる事がないように防備するため、農民たちは一日中手に鎌や鉄砲、たらいのような 《武器》類を持って穀食畑を巡回し、放送音を高めたり爆竹を鳴らしながらイノシシを追い出す。 毎年このようにして二度ずつ 《農作物保護戦》を展開している。 ▲ イノシシが食べてしまったとうもろこし 《イノシシの群れの出没が日増しにひどくなっている》 延辺林業管理局野生動植物保護部副部長の廉ムンホは記者の取材を受けてこのように打ち明けた。 《2005年に延辺州でイノシシが人を襲うことが数回発生した。 2006年 9月 14日にはイノシシ二匹が初めから敦化市区域まで下りて来て、通りを歩き回ったと言う。》 狩猟禁止 10年の間に野生の動植物の種類とその数は明らかに増え、延辺州で延吉市を除く 7つの県市では野生動物の被害を被った郷鎮が 49ヶ所であり、その面積は 8433haで、 3687万元、 ha当たり平均で 4418元の損失を被ったことになる。 今年の春の播種から 8月末までにイノシシ被害を被った畑の面積は 2441.25haで、 1543.1万元の損失を受けた。 現在延吉市を除く延辺州内の 7つの県市は、いずれもイノシシの襲撃を受けて莫大な損失を受けている。 (吉林新聞 キム・ソニョン記者 2006年9月20日)
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