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［教育］　私たちの伝統知識は私たちが守る 延辺科学技術局延辺生産力推進センターと韓国科学技術情報研究員が共同主催した 2006年第1回東北アジア 伝統知識保護セミナーが 9月 14日、延吉で行われた。 今日の伝統知識は一つの民族と国家が持つ文化の享受だけではなく、人文科学、社会科学、自然科学及び多様な産 業発展に新しい糸口を提供してくれている。 伝統医学から難病を治療する新薬を開発し、伝統食品で得たアイデ アで世界人の味覚を捕らえる製品が溢れ出ている。 朝鮮族が比較的集中して暮している延辺も、長期的な経済、生活、実践の中で豊かな民族伝統知識を保有、発展、 活用している。 そして発展過程に中国の伝統知識の影響も受けたため、濃厚な中国の特色も兼有している。 しかし まだ多くの人々は、伝統知識の開発、利用と保護に対する認識が欠けている。こんな時点において、伝統知識保護の 切実なる必要性を感じて開かれた今度のセミナーは、延辺だけでなく中国に住んでいる我が民族の伝統知識の保有、 発展、活用及び保護の面で画期的な基点となり、北東アジア各国の間の伝統知識の保有、発展、活用及び保護などの 面で広範な交流と合作を進め、共同発展を実現し、美しい未来を創造する上で重要な寄与をするはずだという分析だ。 セミナーの中国側プロモーターのひとりである延辺州科学技術局延辺生産力推進センター・許剛生主任は、今度 のセミナーを通じて伝統的に継承されて来た医学、食品、農業及び環境等の分野の伝統知識に対して、国家を越えて 民族的範囲の研究動向を把握し、民族の伝統知識保護に対する共感帯を形成させると同時に、民族の伝統知識に対す る収集及び保護活動をさらに強化することができるきっかけを作ることになると明らかにした。 韓国科学技術情報院ヤン・ビョンテ院長は、招待の談話で、今度のセミナーを通じて伝統知識に対する研究結果とこ れを土台とした画期的な新技術が発表され、真剣に討論され、学界と研究界、事業界、関係者間の円滑な交流と国家 間の境界を超えた学問的交流が、豊かな実を結ぶようになることを希望した。 今度のセミナーは、主題発表、ポスター発表、展示などの内容で、 15日まで進行されることになる。 （吉林新聞　アン・サングン、キム・テグク記者　２００６年９月１４日） Copyright(C) 朝鮮族ネット