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[社会] 中国作家、白頭山天池に '女真祭壇'の復元主張

白頭山(中国名 長白山)を研究している中国のある作家が、天池周辺にあったと史料 に記録されているという古代女真国王の祭祀場所 '女真祭壇'の復元を関係政府に建 議したことがわかった。

吉林省の省都・長春で発行される東亜経貿新聞 インターネット版の 11日付報道によ れば、吉林省の第一級の創作家であり白頭山と '紅樓夢'の研究者である陳景河 (66)さんは、10日、ある講演会で、 自分が関係政府に白頭山女真祭壇を修復して 歴史景観を保護することを建議したと明らかにした。

陳氏は女真祭台とも呼ばれる女真祭壇が白頭山天池東北の釣鰲台 上に祭壇、高いと いわれる石、碑石など 3つの部分で構成されていたとしながら、史料には千年近い歴 史を持つ女真国王の祭祀場所として記録されていると説明した。

彼は続けて、女真族が白頭山で活動したことを実物で証明する女真祭壇は、白頭山地 域で一番古い文化遺跡であり、白頭山の辺方史、民族史及び民俗史を研究する上で少 なからぬ価値を持っていると強調した。

中国の学者たちは史料を根拠に満州族の先祖である女真族が金を建国した後、白頭山 を '興亡の地'として、順番に '護国霊応王'と '開天宏聖帝'に封じて祠堂を建て、 定期的に祭祀を行ったという主張をしている。

女真祭壇の敷地は 1996年 8月、王穎という人が最初に見つけた。 続けて 1999年 8 月には陳氏が天池川から 30〜40m離れたところにある女真祭壇から約 3m離れた草 むらの中から、女真文字による石碑を見つけたという。

高さ 98.5cmに中間幅 47cm、下部幅 45.5cm、左側厚さ 14.5cm、右側厚さ 14cmの 大 きさの玄武岩の固まりであるこの碑石には、正面と裏、 横面に人が刻んだ文字の跡 が残っており、専門家たちの研究を通じて基本的に '太白神'という意味を込めてい るという結論を出したという。

あるインターネットサイトに上がっている '長白山女真祭壇文字碑発見 記'という文には、陳氏が '長白山天池怪獣研究会'の要請で '長白山天池怪獣の謎'と いう TV シナリオを書くために天池へ行った時に碑石を見 つけたことになっている。

陳氏一行が苔をいっぱい被ったまま半ば土の中に埋まっていた石一つを発見、苔 を剥ぎ取ってみたら、正面に "漢字でもなく朝鮮文字でもない文字があり、女真文字で はないか思い" 後で詳くし観察して見たら碑石の裏と側面にも人が刻んだ文字の跡が あったというのだ。

中国の専門家たちは、破損防止のために現在長春の某科学研究機関に移されて保管されて いるこの碑石が、深層の白頭山の歴史・文化の研究に重要な文物価値があるだけでなく 白頭山観光の発展促進にも積極的な役割をするものと見ている。

陳氏は女真祭壇の復元とともに白頭山天池の出水口にあった満州族の白 頭山山神祭祀場所 '八卦廟'も昔の面影を全く認められなくなっている としながら、瀋陽の八王亭に倣って、再建することを建議 したと明らかにした。

陳氏は、吉林省延辺朝鮮族自治州の汪清県生まれで、延辺人民出 版社中文文芸室主任、延辺作家協会副主席などを歴任した吉林省第一級の文学 創作家であり、吉林省作家協会理事と紅樓夢学会副会長兼、秘書長として働いている。

(聯合ニュース イ・ドングァン記者 2006年9月11日)
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