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[社会] 瀋陽朝1中周辺、朝鮮族飲食街が形成されるのか?



最近、記者は瀋朝1中(瀋陽市皇姑区向山路6号) 周辺に朝鮮族飲食店がますます増えているという噂を聞いて現地を踏査した。 向工街から 1中に入って行く入口には宏達住宅区があり、街路に向いた住宅の 1階は全てが店だった。 記者は約 70mの延長線に並ぶ店の数を 指折って数えて見た。 その結果看板を掲げた店の総数は 35、そのうち飲食店の看板を掲げた店は 12軒であったが、漢族の飲食店はただ 一つ、11軒が朝鮮族の飲食店だった。

形成原因:ここに朝鮮族飲食街が形成された原因は簡単だった。 2000年に瀋朝1中がここに場所を移した。翌年、宏達住宅区が出来、自然に 朝鮮族が集まって来て、この市場を狙って事業主たちが猫も杓子も飲食店開業に熱をあげはじめたのだ。 それでわずか何年間のうちに、それも 70m程度 の区間におおよそ 11軒もの朝鮮族飲食店が腰を据えるようになった。 記者の観察によれば昼のひとときと夕方のひとときは 11軒の食堂全てにお客が 少なからず集まって来た。

問題点:しかし問題点もあった。 まず、朝鮮族の携わる業種があまりにも単一なことだ。 店 35軒のうちで朝鮮族の携わる業種は飲食店以外には美容室が ただ一つ。 その外は全て漢族たちの店だった。 次に、 朝鮮族飲食店のメニューがまた単一的だ。 飲食店のほとんど全てが焼肉、スープ類、お好み焼き、 冷麺なので特色がなく、単調だった。ある飲食店に入って見れば、その町内すべての飲食店を回るのと同じぐらいだ。 三番目は、大規模な飲食店がなかった こと。 全てが住宅を改造して調えた飲食店であるため、それが全てだった。 もちろんそれなりの理由があるわけだが、将来、朝鮮族飲食店街を形成すると いう見地で考えれば、心もとない限りだ。



展望分析:瀋朝1中があるという理由一つだけでも向山路と向工街の境界地は、将来朝鮮族の人口が増えるはずで(常住戸も暫住戸も関係なく) 、 そのようになれば朝鮮族生活区が形成されるようになるので、ここに第2の西塔飲食街が形成される可能性は充分にある。 したがって漢旦城の 明廉街開発が実行されれば、明廉地区は名実共に第2の西塔になる。 これを背景に瀋朝1中周辺の向工街を特色ある飲食街として育成させれば、 明廉地区において一つの景観として位置づけられるようになるだろう。 まだ時期尚早なので分からないが、今から問題点を補いながらその目標に 向けて注力すれば、朝鮮族飲食街の形成は時間の問題であるだけに、必ず実現するだろうと思われる。

(遼寧朝鮮文報 2006年8月28日)
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