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[社会] 民楽朝鮮族郷設立 50周年慶祝行事

解放戦争の時期 1000人参軍の熱血地域として広く知られる
五常市の米の品位を高め、米産業の発展に大きく寄与


8月 15日、ハルピン市、五常市の指導者及び各界関係者、民楽郷村民など 1000人余りが参加した中、五常市民楽朝鮮族郷設立 50周年 慶祝行事が民楽中学校で開かれた。

慶祝行事とともに郷運動会も開かれたが 22のチームが 15日から 17日まで 3日間、サッカー、バレーボール、相撲、ブランコなどの種目で 角逐戦を展開することになる。この日の行事は運動選手入場、開幕式宣布、礼砲発射、国旗掲揚式、歓迎辞、祝辞などの順序で続いた。

民楽郷・朱東秀党委書記は歓迎辞で "長い間、民楽郷の発展に支援と関心を示してくれた各界の指導者と各界の友人たちに衷心からの謝意を示す"と し "去る 50年間、民楽郷は党の民族政策の恩恵により、過去の荒涼とした原野が、今日には住みやすい魚米之郷として天地開闢を成した"と力説した。 それとともに今後の民楽郷の発展のためにさらに努力すると強調した。

五常市委・柳興副書記は祝辞で " 去る 50年間、民楽郷は五常の発展に重要な役目を果たした"とし "特に民楽郷の米作りの水準が常に向上し、 五常市の米の品位を高め、五常市の米産業の発展に突出した寄与をした"と評価した。




▲民楽郷の朝鮮族が興奮につつまれた中、郷設立 50周年を慶祝した。

ハルピン市民族宗教事務局・申龍日副局長が来賓を代表して祝辞を述べた。 彼は祝辞で "民楽郷はハルピン市の民族郷鎮の中でも優秀で、民楽平野の 米が世界的にも認知度が高いが、これは民楽郷の 50年間の努力の結果だ"として、今後の現地政府の積極的な支援によりさらに大きな発展があることを期待した。

五常市民楽朝鮮族郷は 1956年 3月 9日に設立されたが、 1958年 '全国農業先進単位'に選ばれ、周恩来総理の賞を受けた。

8.15 光復の後、民楽平野の朝鮮族家庭は元々の 700〜800戸から他地域で土匪に追われて移住して来た朝鮮族家族が多く、 1000戸に増えた。 中国解放戦争の時期、民楽平野は参軍の熱気が高かったが、当時 1000人の朝鮮族が軍に入った。 これは朝鮮族家族当たり平均一人ずつが人民解放軍に参 加したことになる。 義勇軍 3支隊も、すぐに民楽郷で参軍した人々を中心として設立された。

光復の後、民楽平野の朝鮮族農民はいつも楽しく職場でも歌を歌い、休憩時間には歌を歌ってダンスをしたが、この光景を目撃したある満族幹部が '人民が楽しむ'と言う意味で後に民楽郷が設立される時、郷の名前を '民楽' とした方が良いと建議、それを受け入れて民楽郷と名前をつけるようになったと言う。

民楽郷はこのような悠久な歴史を持った解放後の中国農村の '縮小版'だ。

現在、民楽郷では自然農法、 鴨農法など新しい農業技術を取り入れて、緑色米、有機食品米開発に拍車をかけており、有機食品米生産という新しい 農業革命のブームがおこっている。 また 1500人余りの労動力が韓国、日本、東南アジアなどの国々に出たが、年間 8000万元余り を稼いでいる。 そして 14の企業があり、年間生産額が 2600万元に達し、 50万元余りの税金を納めている。

(黒龍江新聞 イム・グクヒョン、リ・スボン、リ・ホンナム記者 2006年8月16日)
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