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[経済] 中露農業協力、機会と課題が併存

協力プロジェクト多いが、目玉が少ない

中露経済貿易協力が幅広く進むにつれて、黒龍江省の綏芬河、東寧、黒河などの通商口で、ロシア農業 協力科学技術院を建立し、黒龍江省内の多くの科学研究院、大学も新しいロシアの農業協力プロジェクトを出し、 協力分野を拡げている。黒龍江省農業科学院の対ロシア協力センターだけでも 5年間にロシアと交換した種子資源 がおよそ 1000件に達し、ロシア農業協力プロジェクトはおよそ 30件にもなる。

東北農業大学園芸学院の薇教授は "ロシアの '小漿果'研究は世界的にもかなりの水準を持っている。我が学 院は 1999年にロシアから '小漿果'研究プロジェクトを誘致して、現在、実質的な研究段階に入っている。"と明らかにした。

関連専門家は "黒龍江省とロシアの協力プロジェクトが多いとはいっても、目玉になるプロジェクトが比較的少な い。主に農産物栽培、飼養業、山菜採集加工など初級的なプロジェクトに集中し、黒龍江省は韓国、日本とのロシア 極東農業市場競争で不利な状況にある"と明らかにした。

協力分野の拡張が急務

最近、ロシア東部地域の各地方政府は黒龍江省との農業協力を非常に重視しつつ、農業資金プロジェクト誘致の 願望が切実だ。 ロシア側は黒龍江省の農業国外開発を全力で支援すると表明し、一連の便宜を提供している。 黒龍江省はこの絶好の機会を利用して、ロシアとの農業科学技術協力を強化しなければならない。

農業部は黒龍江省の 2つの国外開発プロジェクトを極東地域'中露農業協力モデル区'に定め、モデル区建設が 既に中国の対ロシア農業協力談判システムに入っている。

中露農業協力は中露経済貿易協力の新しい焦点として浮上することになり、黒龍江省はロシア極東地域との 協力を世界の経済背景を前提とするように考えを変え、ロシア極東地域との農業協力を拡張・強化しなければならない。

貿易障壁を崩さなければならない

北東アジア問題研究専門家ワン・ソングムなどは '中露農業協力の順調な推進のために、双方は関連制度と 政策面で相互協調して貿易障壁を崩さなければならない'と指摘した。 なおさら重要な点は、黒龍江省とロシア 極東地域の科学研究の力量を充分に利用しなければならない。協力開発形式で農業技術の変革を実現し、 双方の農業協力で比較的大きな推進作用を得られるようにしなければならない。

黒龍江省の牧畜製品の対ロシア輸出の難題がなかなか解決できない局面を、一日も早く改変しなければなら ない。 現在、黒龍江省の関連部門はロシア沿海州、ユダヤ自治州、 ハバロフスク州などと協力協の達成に 注力すべく、農業投資環境、政策、農産物貿易などいろいろな面に存在する問題を解いて行っている。

(黒龍江新聞 2006年8月1日)
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