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［経済］　中国、ロシアと森林資源共同開発へ シベリア・チュメニ州の森林地域 100万ha賃借 世界二番目の木材輸入大国である中国が、ロシア極東で林業地 100万haを賃借して森林資源を直接開発する計画だ。 中国は経済成長による建設需要が増えて何回も自然災害を被り、中国内の木材伐木が禁止されて 現在木材供給不足の現象をもたらしている。 これによって質のよい木材の供給を増やすため、森林資源が豊かなロシアと ‘森林資源共同開発’に 合意してシベリア林業地 100万haを 25年間賃借し、木材伐木及び加工業を進める計画だ。 中露両国が締結した ‘森林資源共同開発暫定計画’により、ロシアは中部地域の未開発森林地が多い チュメニ州を森林開発地に選定して提供し、中国は森林開発と伐採の責任を負う合資企業設立に 100億ドル を投資する計画だ。 中国林業局・李育材副局長は、ロシア連邦林業署ボリス・ボリサコフ署長との会談で “中国の経済発展は 大量の森林資源を必要としており、豊かな森林資源を持っているロシアを主要戦略合作パートナーに選定し、 森林資源を共同開発することを暫定的に決め、現在ロシア各地域を見回っている”と述べた。 今度のプロジェクトに選定されたロシアのチュメニ州は、ウラル連邦区に属する地域で、中国はこの地域を始め として森林地賃借関連事業をさらに拡大して行く計画だ。 このような事業はイルクーツク州政府などシベリア 地域の各政府で中国との森林合作に大きな関心を見せており、順調に進められると見られる。 今度の協議に先立って中国は、去る 2000年にもロシアと森林資源合作開発を締結した事があるが、 さまざまな事情で実施されていなかったものの、去る 4月、ロシア側の中国訪問でチュメニ州森林資源開発 問題が見直しされて、成立した。 クラスノヤルスクとイルクーツク州の間に位置するチュメニ州の木材量はロシアでも 3位を占めるほど豊かな 森林資源を誇る地域だ。 （オンバオ　ハン・ソンフン記者　２００６年７月３１日） Copyright(C) 朝鮮族ネット