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[社会] 市民の利益を最優先にせよ

電気料金代理徴収の変更、市民に迷惑かかる



(記事原題 : 市民は大丈夫か?)

先日、延吉市配電局で電気料金代理徴収部署を変更し、古い電気料金通帳を整理して新しい通帳を作り、 市民に思わぬ不便をかけ、多くの不満を呼んでいる。 このように議論の多い中国銀行のやり方が、本当に 正しいのか深思熟考しながら妥当な解決策を模索することが正しいのではあるまいか?

電気料金代理徴収部署がなぜ変更されたのか?

記者が調べたところによれば、今年から中国銀行では電気費用の代理徴収手続費を一戸当り0.2元から 1元 に引き上げた。 これは配電部門に五倍の支出をさせることになった。 そこで延吉市配電部門では元々 29の 中国銀行代理徴収店で受け付けた電気料金徴収業務を 32の郵政貯金に移すことに決めて転移手続きを始め、 このような事態が生ずることになった。

延吉市配電局責任者の紹介によれば、電気費用徴収代理店を郵政貯金に変えることで費用納付情報を確かなも のにするためであり、使用者が費用を納めるやいなや配電系統は直ちに使用者の費用納付情報を掌握するこ とができ、電気使用者が費用を納めた後に停電する現象をなくすことができると述べた。

問題の電気料金貯金通帳のパスワードを誰が作ったのか?

電気料金代理徴収部署が変わることによって、市民はもともとの貯金通帳から残った金額を引き出して、新たに 発行される通帳に電気料金を入金させなければならない。 しかし技術上の原因で元々の中国銀行費用納付カ ード内に残った残額は郵政貯金利用者たちの用電カードに直接転移されることができないと言う。 そのため顧客 はただもともとの残額を通帳から引き出して移すしかない。

しかし問題は電気料金貯金通帳のパスワードだ。 長年間、電気料金貯金通帳は費用納付の目的だけで使われ たから貯金ばかりして引き出すことはないため、多くの市民は通帳にパスワードがあることも知らずに過ごしてい た。 電気料金を納める時、銀行では貯金通帳のパスワードを要求しないからだ。 電気料金貯金通帳はほとんど 皆が電気使用者個人が作ったものではなく、アパート開発者たちが銀行で作ってくれた通帳をそのまま受取、これ まで使用していたのだ。

お金を払う時はパスワードが必要なかったのに、お金を引き出そうとするとパスワードが必要とは?!市民からは 鬱憤で怨嗟の声が上がっている。 銀行職員たちは大部分 《0》字 6個でパスワードを作った。 しかしある職員たち は 《1》字で、また何で作ったのか分からないために少なからぬ人々は残額があってもパスワードが分からないために 途方に暮れている。

銀行の無責任な行為に市民の怒り

局子街に位置する中国銀行貯金所に元の電気料金残額を引き出しに来た延吉市民・金さんは、パスワードが分か らないために残額を引き出すことができないと悔しがった。 彼の電気料金通帳は不動産開発の事業主が出して くれたもので、これまで電気料金を貯金することだけに通帳を使って来たから、パスワードを知る必要もなかったし、 また掌握もしなかったが、今度、突然に電気料金徴収部署が変更され、相当な不便を市民がそっくりそのまま被って いると述べた。

7月21日、思い当るパスワードを試みたが出来ず、銀行側の要求どおり 10元の手続費を払って紛失手続を踏んだ後、 十日後にやっと通帳の残額を引き出すことが出来たというあるお爺さんは、手続して公布された領収証を銀行職員たち が見守る中で破ってしまい、市民の利益に対して無責任な行為と鬱憤をぶちまけた。 それでも、身分証がある使用者 たちの紛失手続は 10元の紛失手続費さえ払えば済むのだが、貯金通帳のお金を確認しながらも引き出すことができ ない人もいた。

北山街丹嶺社会区域に居住する韓さんは、何年か前に他人の手により家を買ったが手続が煩わしくて面倒なので、 有線テレビ、電気料金、水道料金などの費用納付関連の名前を変更しなかったが、元の家主が出国したため、元の家 主の名義になっている電気カードのパスワードも分からない状況。 そして紛失手続きをしようと思っても身分証がない ために出来ない状況だ。 そっくりそのまま入金してから幾ばくもない貯金残額を諦めなければならないと言いながら首 を横に振った。

放棄する残額、どのように処理するのか?

パスワードが分からないから残額を引き出そうとすれば、必ず 10元を出して紛失手続をしなければならないという のが銀行側の立場だ。これに対し多くの市民は、紛失手続は忘れてしまった時に踏むのが当たり前の道理なのに、 すべての手続がまともな使用者に紛失手続を踏ませているのが理解出来ないと不平を打ち解けた。

中国銀行延吉支店の該当関係者の紹介によれば、銀行総簿の規定に従って電気使用者と、その他の貯金使用者は パスワードが分からなければ、紛失手続を経た 24時間後には必ずお金を引き出すことができると言う。

問題は手続費 10元に身分証コピー費 2元、 銀行への車代などを合わせれば 10元を超えて払わなければならないの に 10円前後しか残額がない人々は面倒なので残額を放棄してしまう。 このように放棄する人々も少なくないのに、 その残額がどのように処理されるのかといぶかる市民の声も高い。

本当に方法がないのか、市民のためが第一ではないのか?

当面、電気料金貯金通帳の手続で発生するさまざまな問題や煩わしさを勘案し、配電部門では 8月15日まで費用を 納めることができなくても使用者たちに対して停電措置を取らないことを承諾した。

電気料金貯金通帳の名前、世帯の住所と名前、身分証などが一致して本人であることが確かならば、書類を 作っておいてから残額を引き出すようにすれば良いのではないかと市民は疑問に思っている。元の集金部署 である中国銀行や新しく始める郵政貯金や当事者部門である配電部門は、いずれも市民に向き合って、市民 のために奉仕する業者として、市民の利益を最優先に考えなければならないのではあるまいか?市民が最優 先なら良い代案があるはずだ。

(吉林新聞 アン・サングン記者 2006年7月25日)
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