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[教育] 休みは休みらしく−延辺

小中学校が一斉に休みに入った最近、課外学院では課外指導を受けに来た学生たちですし詰めになっている。

午前 8時、ある高校生の後に付いて行って見た。学年が同じ 20人余りの学生たちがぎっしり座って、次 の学期の教科書を予習していた。ある女子学生によれば、その中には勉強のよく出来る学生もいて、やや劣 る学生もおり、予め勉強しておいて、新しい学期に自信をもって競争に負けないためにはやむを得ず誰もが課 外を受けるようになると言う。

午後、他のある課外学院に行って見た。ある部屋では小学生 10人余りが英語科の講義を受けており、隣の部 屋では中学生たちが数学科の講義を受けていた。

朝 8:00〜10:00 数学課外、10:30〜11:30 ピアノ課外、午後 1:30〜3:00 英語課外、 3:30〜5:00 物理課外、あ る中学2年生の一日の日課表だ。 休みにも息をつく間もなくギッシリの日程を消化するために苦労している学生 たちを、周辺で簡単に見つけることができる。

広州市で 500人の小中学生を相手に調査した結果、 67.4%の学生が 《夏休みに旅行に行きたいと思う》と返事、 《学校で出された宿題をしたり、課外指導を受ける》と答えた学生は 2.9%に過ぎず、大部分の学生が休み期間に 《本から離れて気楽に過ごしたい》と回答した。 これに反して父兄の大部分は 《休みを利用してなんでもたくさん 学んでほしい》と答え、過半数の父兄たちが 《学校で出した宿題以外の宿題もたくさんしなければならない》と 返事し、 24.1%の父兄は休みに子供に家庭教員をあてがったり、課外を受けさせるようにすると答えた。

我が州も例外ではない。 延吉市内の一部の小中学生を相手にアンケート調査を実施、某中学 200人のうち 《課外に通う》と言う学生が 61.7%を占め、 50人の小学生のうち 32人が 《学校外で勉強する》と返事、 数学 と英語は小中学生の課外必須科目になったようだ。

入試の圧力、点数競争に巻き込まれ、親に急き立てられて課外に出る学生たちは、休みらしい休みを切に望 んでいる。 《休みをどのように過ごしたいか?》という問いに 57.5%の学生が 《充分に休息しながらやりたいこと をしたい》という希望を覗かせた。

すべては自分の役目を果たす時だけが光輝くものと決まっている。 休みも休みらしくあるべきだ。 休息を前提に 再充電をはかり、新しい体験を試みて成長に役立つ健全な活動に積極的に参加して、各々個性と特長に応じた 発展のために投資するなど、心身の成長に有益な休みでなければならないのではあるまいか?

(延辺日報 キム・イルボク記者 2006年7月21日)
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