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[社会] 中国 瀋陽市韓国週の効果、'韓国語学習'ブーム

今年で 5回目を迎える中国遼寧省瀋陽市韓国週の行事が、韓国語学習ブームを盛り上げる上で充分に 役割を果たしている。 瀋陽市で発行される瀋陽晩報は 20日、第5回瀋陽市韓国週の特集記事で '瀋陽の韓国語ブームが急激 に上昇している'という題目の記事を載せて "韓国企業の進出が大きく増え、韓国語を学ぼうとする受講生 も急増している"と報道した。

韓国語学習ブームを導いている主役は瀋陽市に進出した 3千あまりの韓国企業。そのため瀋陽市では韓国 語を駆使出来る人材が '優遇'されるようになってから久しい。

瀋陽市所在の大学のうち、唯一韓国語を教えている王東明・遼寧大韓語科主任教授は "毎年卒業生の就業 率は 100%に達するが、卒業生が 200人にもならず、企業の人材難を解消するには到底不足だ"と述べた。

瀋陽の中光電子公司は、職員総数が 3千名にのぼる大企業だが、このうち韓国語を駆使することができるか 聞いて理解することができる職員は皆合わせても 100人余りに過ぎない。

王紅石 副社長は "職員を採用する時、韓国語で意思疎通が可能な志願者を優遇しており、毎年 2〜3回ずつ 職員たちを相手に韓国語特講も実施している"と述べた。

韓国語の人材難は自然に瀋陽市内の外国語学院の '特需'に繋がっている。

瀋陽世貿人材培訓中心の朴ジョンテ院長は "受講生の大多数が韓国企業に就職をしようとする人々"と言い ながら "韓国文化が好きで、休み期間を利用して韓国語を学ぶ中学生もいる"と述べた。

瀋陽市の 'コリアタウン'と呼ばれる西塔街に位置するある外国語学院は、創始期の受講生が 10人余りに 留まっていたが、毎年開催される韓国週の行事により今では毎日夜遅くまで韓国語を受講する学院生たち でごった返している。

瀋陽市の中心道路である青年大街周辺の外国語学院も、先を争って韓国語講座を開設している状態だ。

ある外国語学院の関係者は "以前には韓国語組がなかったが、学院生たちの問い合わせが多く、韓国語講 座を開設した"とし "最近 2年間、韓国語の受講生が大きく増えた"と述べた。

韓国語ブームは中高生も例外ではない。

瀋陽市内公立学校のうち、唯一韓国語組を設置している瀋陽市朝鮮族第一中学校には、漢族の学生たちが 熾烈な競争をくぐって入学し、韓国語を学んでいる。

今年、入試の結果 40人を選抜する韓国語組の競争率は 3対1で、ボーダーラインも日本語組より 4点高かった。

また遼寧TVは今年 6月18日から毎夜 9時30分に放映される映画上映プログラム '北方影'に 5分の韓国語 講座 '天天 コリアン'を固定コーナーとして編成し、視聴者たちから良い反応を得ている。

(聨合ニュース チョウ・ケチャン記者 2006年7月20日)
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