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［社会］　法務部、 '国籍管理ずさん、脱法横行'の報道に対し反論−韓国 '国籍難民課を新設、不法な国籍取得を厳正に遮断' 法務部は 10日付け国民日報 “中国同胞 1万 4,000人余り、去年 ‘大韓民国国民’に変身、国籍管理がずさん、 脱法が幅を利す” という題の記事と関連、次のように釈明した。 [国民日報の報道] 韓国国籍を取得した中国同胞が一年に 1万人を越えたが、この過程でずさんな国籍取得手続きを利用した脱法・ 不法が横行している。 中国同胞の中でかなり多くの数がブローカーを通じた書類偽造、偽装結婚などの不法行為によって国籍を取得した ことを把握している。 中国同胞の間では男性 4,000万元、 女性 2,500万元さえ入れれば誰でも韓国国籍を取得することができるという話 が露骨に出回るほどだ。 [法務部の立場] 国籍申請者急増に便乗して国籍取得ブローカーを通じた書類偽造、偽装結婚などの脱法を通じて国籍を取得しようと する事例が捜査機関によってたびたび発覚しているが、国籍取得に脱法が幅を利かせるという主旨の上の報道は、 正確に確認されない風聞をまるで客観的事実であるかのように断定的に報道することによって、 国籍取得を申請した 多数の善良な中国同胞が不法行為に掛わり合ったように誤解を受ける恐れがあります。 外国人に対する国籍付与は、大韓民国国民としての権利と義務を創設するという重大な意味を持っていることを深く 認識し、審査時に警察庁・国家保勲処など関係機関の身元問い合わせ及び出入国管理公務員の婚姻の真偽可否 についての実態調査、帰化適格審査などさまざまな機関の協力の下に国籍業務を厳正に処理しています。 特に今年 2月から法務課から国籍業務の移管を受けて国籍難民課を新設、国籍審査に万全を期しており、 国家情 報員、検察、警察と緊密に連携して書類偽造、偽装結婚などの不法行為を通じた国籍取得行為を遮断しています。 国籍難民課では正確かつ迅速な審査のために担当職員たちが夜勤などをして業務に最善をつくしており、 去る 5月には身分証を偽造して帰化試験に代理応試した者を試験現場で発見して捜査機関に引き渡した事実もあります。 ただ、 急増する国籍取得申請者に比べて国籍業務担当者が甚だしく足りないことにより、処理手続きが遅延するなど の問題があり、今後、関係省庁と協議して国籍関連制度の整備及び国籍業務担当者を充員する予定です。 （延辺通信　２００６年７月１２日） Copyright(C) 朝鮮族ネット