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[社会] 峨眉山に韓国観光客押し寄せる

四川、韓国観光客誘致を優先に

世界最大の金仏像落成式、内外から3000人余りの関係者が殺到

黒龍江新聞、中国内ハングル媒体としては唯一に特別招待




去る 6月18日、四川省峨眉山金頂峰で峨眉山管理委員会及び中国仏教協会、四川省仏教協会、楽山仏教協会が共同にて主催した 世界最大の金仏像・四面十方普賢菩薩仏像落成式及び華蔵寺復元式に 3000人余りの内外関係者、200人余りの国内外取材陣及び 120余 りの旅行社の参加で峨眉山を国内外に広く広報することができる場を作った。

去る 6月17日、記者が四川省峨眉山ホテルにちょうど入った時には摂氏 32度という蒸し暑い天気だった。 明くる日の夜明け 3時30分 に 40台余りの車が動員された代表団一行が、峨眉山頂上である金頂峰に向かった。 到着してみると、とても肌寒い空気が漂っていた。

短いTシャツを着て来た私たちは寒さで震えた。 ガイドに問い合わせると、現在気温が摂氏 2度、山の麓は摂氏 28度で気温の差が 26 度にもなるという。 幸いに峨眉山管理委員会で長い衣類を大量に準備して分けてくれたおかげで真夏の突然の寒さを免れることが出来た。

ガイドの紹介によれば峨眉山は現在、盆地及び山地気候の影響で山の麓から頂上まで熱帯-亜熱帯-温帯-亜寒帯-寒帯など多様な垂直気候分 布帯を成し、峨眉山1ヶ所で地球全体の多様な気候を満喫することができると紹介した。 それとともに峨眉山は黄山や泰山と違い、山勢が穏 やかでまるで人の眉毛のようだというのが峨眉山と呼ばれている所以だと言いながら峨眉山の名称の由来を傍で説明した。

我々一行はロープウェイに乗って 10分余りかかって金頂峰の頂上(海抜 3077m)に到着した。 頂上に到着する瞬間、雲が漂う峨眉山頂上で、 間見なく開場式が開かれる四面十方普賢菩薩の金仏像が九重天に聳えていた。

関係者によると、今度の四面十方普賢菩薩落成式は、 5億元が投資された国家級プロジェクトで、黄金が 100kg使われ、高さが 48m、面積が 1000平米、重さが 660トン余りで、3年間の工事を経て完工され、世界最大の高さを誇る金仏像だと明らかにした。

韓国旅行情報新聞・金ミギョン記者は " 韓国にいる時には峨眉山についてあまり知らなかったが、今度来て見て、こんなに美しい名山だと初めて 知った"と賛辞を惜しまなかった。 特に天恵の粋を盛っている峨眉山金頂峰(3077m) 金仏像(48m)は巨大な大自然と雲海が一団となって実に壮観だ。

今度の開場式に国内主要取材陣はもちろん韓国の旅行情報新聞社など記者 5人と中国内のハングルメディアである '黒龍江新聞'を特別招待し、国 内広報だけではなく韓国観光客誘致のための対韓国広報戦にも積極的に出た。

特に今度の行事に本紙の特別企画編である「ハンギョレ社会どこまで来たか」西部後続編の効果が関連政府にまで伝わり、黒龍江新聞が中国内 ハングルメディアの中で唯一に選定されるという幸運も受けることになった。

四川省政府関係者によれば、最近何年間か湖北省張家界に韓国観光客が 40万〜50万名も訪れる活況を見せ、西部地域で特別な観光資源の強みを 持っている四川省でも最近何年間か張家界を手本として、まず 5000万元の巨額広告投資で九寨溝を韓国に広く広報するマーケティングを実施、 去年 3万名の韓国観光客を誘致する基本的な成果をおさめた。そこで今年は韓国を第1の観光客誘致国に決め、韓国観光市場の攻略に積極的に出ていると紹介した。

一方、四川省九寨溝が中国二番目の '張家界'として急浮上するにつれて、天下一景で有名な峨眉山(成都地域から 1時間半の距離)でも今年から韓 国市場を狙った本格的なマーケティングに入って行った。

峨眉山管理委員会海外市場担当の黄クムチュ部長によれば、峨眉山を尋ねて来るお客が年間 200万名で、主に中国国内各地域及びシンガポール、 マレーシアなど東南アジア地域からお客がたくさん来ていると紹介した。 それとともに、韓国市場に対する認識は今年から、 九寨溝を通じて韓国 市場の大切さを認識するようになったとして、今年から韓国観光客誘致のための政府的次元の動きが始まったと明らかにした。

四川省成都中国青年旅行社韓国部のカン・クォン部長によれば、去年、韓国観光客が主に九寨溝に押し寄せたので、今年は九寨溝と峨眉山を一つの パッケージ旅行商品としてより多くの韓国観光客が四川を訪れるように誘導すると明らかにした。 そして、現在四川省だけで韓国観光客を対象とす る旅行社が 10社余りで、四川省対韓国観光客誘致に熱い競争をしていると紹介した。

一方、韓国の食品文化を考慮して、今度の行事に参加した韓国のお客の食卓に、四川料理に入れる香辛料を全て出し、韓国のお客の口に四川料理が 最高と言いながらしきりに賞賛を惜しまなかった。 峨眉山管理委員会の馬主任は、今後の峨眉山を観光だけではなく、休暇、娯楽、ショッピング、 貿易、韓食文化の受入れなど総合的なサービスを提供して対韓国観光誘致の手足になりたいと紹介した。

九寨溝ギョクソンホテル大長今韓国式食堂を運営している金スンファ社長は、九寨溝に韓国観光客が集まりながら韓食文化に対する需要が増え、 韓国式食堂を開いたとしながら、峨眉山で韓国観光客を誘致するならば、韓食文化がなければならないと助言した。 四川省成都経済開発区直属の中韓経済文化交流センター・金ギルリョン総経理によれば、今年、四川省が韓国を第1の観光・ 投資誘致対象国に決 めることによって、政府次元の対韓国広報戦が大々的に行われるものと予想すると言いながら、今後の四川省が中国西部地域の '韓流' 中心地に 生まれかわるものと見込まれると明らかにした。

(黒龍江新聞 キム・ドンパ記者 2006年7月8日)
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