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[社会] 《私たちの世の中だ》 試験終了後、学生たちのいろいろ



大学入試、高校入試がすべて終わった今、学生たちは何をしているのだろうか?

記者はこんな疑問を抱いて長春市の多くの所を見回った。

《私たちが生まれてから今まで一番たくさん行って一番慣れた所は3ヶ所だけだ。家、学校、トイレ。 これからは私がこれまで行きたかった所に行って、思う存分遊ばなければならない。》

大学入試を終えた学生チャン・バクさんの話だ。 他の学生たちも猫も杓子も、今こそ 《思う存分》やりたい ことが出来る世の中になったと異口同音に言う。

PCバン、カラオケ、居酒屋、食堂、学生たちで溢れる

最近、長春市のすべての PCバンでは、嬉しい悲鳴を上げている。 普段から人々が少ない方ではないが、 特に最近は来るお客さんがあまりにも多くて席がなくなり、待つ人が大部分だと言う。 たまには先に席を確 保するために一日前から予約する人々もいると言う。 それで普段には夕方に PCバンで夜を明かす人々を 対象に優遇価格があったが、今は優遇価格どころかむしろ価格が上がったと言う。 記者が長春市の多様な PCバンを見回ったが、ほとんど全てが学生たちで溢れていた。タバコの煙がかすんで白い PCバンで、学生 たちが群れをなしてオンラインゲームを楽しみ、お互いに悪口を言い合ったりしていた。

また多くの学生たちは卒業する前に集まって、夜ごとに歓送会を開き、多くの人で当番を決めて夕飯を買うが、 普通は夜遅くまで、甚だしくは夜通し酔うほどにお酒を飲むと言う。 気が向かないものの、参加しなければ顔が 立たず、他の子供達から見下されると感じるようだ。 やはり大学の試験を受けた男子学生リュウ・ゲの話だ。

臨河街にある 《男女》という居酒屋従業員の話によれば、 《このごろは夜遅くまでお酒を飲む顧客が大部分学 生たちで、普通、多くの人が一緒に集まって飲んでいるのを見ると消費額も相当なもの》と言う。

バイト族たちも増加

最近、新しい社会経験を積んでまた自分の手で小遣いを稼ぐためにバイトをしている学生たちが随分増えてい る。 そのうちには家庭が貧しく、自分の手で学費を調達しようと考える学生たちも少なくない。 マクドナルドスナ ックでバイトをしているワン・バンは 《私は午後 2時から夕方 7時まで仕事をしており、とても大変だ。 自分が直 接仕事をして見て、両親の苦労を感じるようになった。 勉強をしている》 とさりげなく笑う。 ワン・バンの友達も多 くの所でバイトをしており、一ヶ月間もあれば一人が 1000元ほど稼ぐことができると言う。 学生たちがバイトをす ることに対して、多くの親たちは肯定的な反応を見せている。 《家で働くことができなかった子供達がバイトを通じ て良い経験を積んでいる。 一人で学校に通っても、もう親たちが大きな心配をしなくて済む》とワン・バンの母親は 言う。また休み期間、旅行に行くとか図書館で自分が普段好きだった本を捜してみるとか、あらかじめ学ぶこと を予習しようという学生や家で思う存分眠るという学生たちもたくさんいた。

正しい姿勢

学生たちは試験に備えて長期間、高度で緊張した状態にあったから、確かに休息が必要だ。 しかし過 度に PCバンに入り浸っていたり、お酒を飲むなどの現象は学生たちの健康を壊しかねない。 また度の過 ぎた放任により、子供達が道を踏み外す事例も頻繁に見られ、何事につけ程度がとても重要なのではあるまいか。

これについて親は子供達を導いて心を楽しくさせ、生活機能、付き合い能力、財物管理などを学ばせてあげ ることが望ましい、と長春市心理病院専門家チャン・ヒョファ教授は言う。

(吉林新聞 ホ・クムファ記者 2006年6月29日)
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