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![]() [社会] W杯を見るために体を壊すな 寝不足で神経高度に緊張… 健康管理を要請 4年ぶりにやって来た地球規模の祝祭であるW杯の熱気が延辺でも熱い。 市民の話題はW杯を離れることが出来ず、W杯サッカー競技を見る楽しみにすっかりはまった 若い男たちは普段、夜遅くまで続いた会食や酒席を慎んで夜9時前に帰る。 会社の職員たちは僅かな休み時間に前日夕方と夜明けに視聴したW杯競技に関して議論し、 次の競技の勝負を予測し声を高め、昼休みには雑魚寝で、夜を明かした疲労を少しでもと和らげている。 延吉市の某不動産会社の責任者チャン・パ(41歳)は木曜日の夕方、 CCTV−5チャンネルの 《サッカーの夜》と いう番組を欠かさずに視聴する猛烈なサッカーファンだ。 W杯の期間中、彼は友達と一緒にスタンドバーで競技 の結果を当てる賭けをしながら、競技を欠かすことなくまんじりともせずに夜を明かして観戦したと言う。 チャン・ パはスタンドバーは雰囲気が良くてサッカーファンたちと一緒に見られ、余計に楽しみが涌くと興奮を隠すことが できなかった。 男性以上にサッカーに熱狂している会社員の崔ヒャンファ(30歳)さんは、ボーイフレンドとともにサウナでW杯を 観戦したが、競技の観戦をしにサウナへ来る人々が多かったという。サウナ休憩室のスクリーンを通じて競技を 観戦した後、サウナをして出勤すれば身がいっそうさっぱりとして、翌日の日課にも何ら差し支えはないと楽しそうだった。 寮生活をする学生・李ミョンギュ(22歳)さんは 《学校の側で校内食堂に TVを用意してくれたにもかかわらず、 友達と一緒に PCバンまたは友達の新しい家に集まって一緒に競技を観戦する学生たちの方が多い》と紹介 した。 彼は同級生たち同士、お互いに電話をかけてどの時間帯に覚ましてくれと言って約束したり、目覚し時計 を利用して競技直前に起きるという。 また大学の試験を受けた学生たちは、W杯競技の視聴でそれまでに溜まったストレスを解消し、夜タクシーをす る運転手たちはラジオを通じてW杯生放送を聞く。 W杯の話題の議論から仲間はずれにされないように、サッカーファンではなくても無理して競技を観戦したり、 インターネットにログインして競技評価に目を通した後、友人たちとW杯を議論する人々もいた。 W杯の熱気が、 俄かサッカーファンを作り出したようだ。 W杯の影響で食堂、喫茶店、カラオケなどの事業主たちは売上が平素より随分落ちたと悲鳴を上げる。その反面、 サウナ、スタンドバー、ビアホールなどの店は、市民にスクリーンを設置したというメッセージを発送したり各種の イベントを開いて、競技を観戦しながら消費するサッカーファンたちを引き付けた。 夜を明かす競技観戦によって睡眠のリズムが崩れ、不眠症、頭痛、慢性疲労などの症状で苦痛を訴える サッカーファンたちが増えている。 W杯観戦で睡眠時間が 5時間にしかならないという銀行職員のチョン氏は、 毎日コーヒー 3、4杯で疲れを癒そうとするが、仕事の能率が落ちるのを大きく感じることができると言う。 16日、 延辺病院の急患処を訪れた熱烈サッカーファンのチャン・パは、疲れをとることが出来ないまま無理して ずっと夜を過ごして見ると、頭が痛く、目が血走り、全身がだるくなる症状が現われたと言う。 延辺病院心臓内科の李ヒャンジュ先生は、夜間や夜明けの過度な興奮、過度な緊張によって脈拍数が早くなり、 血圧が上がり、急性心筋梗塞症を起こす可能性があり、元気な人でも過度に興奮した状態で過度にお酒を飲ん だりタバコを吸うようになると危ないと助言した。 楽しむW杯、 健康に気をつけるW杯であって欲しい。 (延辺日報 チェ・ミラン記者 2006年6月28日)
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