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![]() [教育] 青少年の読書危機が深刻 《うちの子は読書をしないので、本当に頭が痛い》 《分析能力が次第に落ちて来ている》 《文章作成能力と言語表現能力が低下する一方だ》 最近、親たちのこんな嘆きがたびたび私たちの耳に聞こえて来る。ある専門機構の一回の調査に よれば、中国国民の読書率が 1999年には 60.4%、2001年には 54.2%、2003年には 51.7%と毎年低下 する傾向を見せている。 インターネットの衝撃で読書率が低下 近年、インターネットが徐々に普及し、中国国民のインターネット利用率は上昇を見せている。 不完全な統計に よると、オンライン読書閲覧は年平均 107%の成長を見せており、一人当り、一日平均3時間半ほどインターネット 接続をしているといわれている。延辺の某中学校 1、 2年生の学生 200人余りを相手に調査をして見た結果、 1ヶ月に 1〜2冊の本を読むという学生が 52.7%であり、全然読書しないという学生が 29.7%だった。 これに対し てある教育専門家はインターネット閲読は簡単な情報を獲得するのに止まるだけであり、体系的で全面的な知識を 掌握するにはまだ伝統的な閲読方式を取ることが望ましいとし、人間の抽象的な事由を形成するにはそれでも読書 が大きく役に立つと語った。 過重な学習負担が読書率低下を招く 毎日のように資質教育を唱えているが、いくらやってもキリがない宿題と学校外での勉強は、子供達に息をつく 機会さえ与えない。 こんな状況では読書をさせにくい。 一部の小中学校では読書危機を乗り越えるために一日 30分位の時間を絞り出して学生たちに読書をさせた。 ところがこれを知った一部の父兄たちは読書する時間が あれば数学の問題一つでも解き、英単語一つでも覚えさせるべきだとして、学校側の方法に不満を示した。 どうすることも出来ない矛盾に挟まれた学校の教員たちは子どもの総合資質を心配しながらも読書にそっぽを向く 一部の父兄たちの考え方が理解できないという。 40万余りの人口がある延吉市は、人口に比べて図書館や書店が少ない方だ。 それでも、読者が多くて場所が 窮屈だと嘆く話をしている所は1ヶ所もない。図書館が読者たちで混み、書店経営が好況を成す時、私たちの住む 社会は初めて知識社会、文明社会というにふさわしい暮しやすい社会になるだろう。 (延辺日報 アン・ドンメ記者 2006年6月27日)
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