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[社会] 延辺の開発開放に総動員令

対外開放事業会議を里程標的な会議と指摘

開発開放を経済社会発展の主導的戦略として確定


去る 6月 21日、 延辺で対外開放事業会議を召集、 《開発開放を延辺経済社会発展の主導的戦略》にす る事業方針を定めた。金振吉州長は今度の会議が昨年末に開かれた経済事業会議に続き、最も重要な会 議であり、延辺開放の歴史の一線を引く里程標的な会議と指摘し、延辺州指導部の開放重視度が非常に高 いことを示唆した。

延辺で対外開放をこれほど重視している背景を見ると、次のとおりだ。 まずロシアと北朝鮮がこれまでにない合 作の意欲を見せているという点だ。 中国とロシア政府は 2010年に至って双方の貿易額を今の 290億ドルから 倍またはそれ以上にふやすことで協定したが、ロシアと隣接している延辺にとっては、経済技術合作の余地が 大きくなったということになる。 次は北朝鮮が 2003年から計画的発展段階に入り、 経済状況が大きく好転して おり、対北朝鮮貿易における合作が新しいチャンスの時期を迎えているという判断だ。 延辺天池工業貿易公司 では、北朝鮮の茂山鉱山から鉄鉱を 110万トン輸入、輸出入総額が 8650万ドルに達したが、短い時間に北朝 鮮とこれほど大きな貿易を行うとは誰も予測することができなかった事だ。 その次に、中央と吉林省政府の関心 が大きいという点だ。 国家では 《東北老工業基地対外開放のなおいっそうの拡張を推進することに関する実施 意見》を出帆、 省党委・王雲坤書記は黒龍江省に行って直接視察してからその帰りに延辺に来て、調査研究して 具体的な指示を下し、省全体の対外開放事業会議を専門的に開いて延辺を全面的に支援すると述べた。 その 外、延辺に大開発、大開放の土台が作られたという点も条件の一つになる。

上述した環境変化の分析で見るとおり、延辺は開発開放が既に新しい発展段階に入り、これまでにない発展の チャンスに直面したという判断だ。

延辺が対外開放に大きな関心を示すもう一つの理由は、厳しい競争局面に直面していると見るためだ。 黒龍江 は対ロシア経済貿易合作にさらに力強い勢いを見せており、遼寧はより手広く大規模に北朝鮮との経済貿易を急 いでいる中、延辺が頑張らなければ二つの省の《南北挟攻》に挟まれて 《潰されて》しまう危険に瀕しているというのだ。

このような変化に備え、会議で州党委・ケ凱書記は《延辺が経済規模を増やすには、開放しなければならないし、 資源を開発するためにも開放しなければならず、競争力の強い産業を発展させるためにも開放しなければならない》 と述べ、対外開放を経済社会発展の主導的戦略にすることの大切さを重ねて強調した。

こうして見ると対外開放に対する延辺党政指導部の方針は確固としており、決心も大きい。 問題は指導部の考え または重いが、どれだけ基層幹部の思いに反映されているかである。

会議全般の進行過程を見れば、確かに対外開放総動員大会と評価しなければならないようだ。 今度の会議のた めにまず州党委・ケ凱書記をトップとした陳凱峰副書記、西門順基副州長などが調査研究チームを導いて、全面的 な対外開放実態調査を開始し、 59項目に及ぶ対外開放戦略推進のための具体的な実施方案を出すまでになった。 大会ではまた、副書記、副州長たちを網羅した各責任者たちに 18の対外開放重点プロジェクト建設を任せ、期限 内に完遂する《推進意見》まで宣告したが、これは延辺指導部の素早い方針を示唆した琿春市長の態度表明発言が、 基層幹部たちにとって無形の激励になった形だ。ケ凱書記は戦略的方針が既に確定されており、今後の対外開放 事業を幹部の政治功績を考察する重要な内容にすると指摘し、しっかりやれば十分に報い、進級させ、できなければ 懲罰対象になると強硬に要求した。

(吉林新聞 ク・ウォン記者 2006年6月27日)
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