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[社会] 安図県 111世帯の農民たち 34万元の損害賠償受ける

吉林省安図県の 111世帯の農民たちが山東省のある化学工業会社で生産した低質化学肥料を使って 2564畝のとうもろこし、 大豆畑で大幅な減産となった。 しかし法院の判決の後、工場ではずっと賠償義務を履行しなかった。 済南鉄道運輸中級法院では 6月 20日、 強制的な措置で 111世帯の農民たちのために補償金とその他借金 34万元余りを差し押さえた。

2002年 3月、安図県大興村の 111世帯の農民たちは当地で山東省の某化学工業会社で生産した硫酸カリウム複合肥料を購入した。 肥料を使った 後、作物の生育が良くないことに気付いた農民たちは、化学肥料に問題があるはずと疑い、県工商局に届けた。 県工商局では化学肥料に対する 委託検証を経て、窒素、リン、カリウムの含量がいずれも品質標準に達しないことを突き止めた。その後、県工商局と村民委員会では 111世帯 の村民たちの同意を経ない情況で山東の某化学工業会社と補償協議を終えた。

しかし交渉の内容が公正を欠くと感じた 111世帯の村民たちは 2002年 10月、 連名で延辺州中級人民法院に訴訟を提出した。 2003年 3月、 法院では工場から村民たちに総額 25万 3231. 02元の補償金と救済金額を払わなければならないと判決した。

判決が効力を発生した後、この会社ではずっと補償義務を履行しなかった。 そこで 111世帯の村民たちは法院で執行してくれるように依頼した。 済南鉄道中級人民法院では執行過程の中で何回もこの会社へ行って交渉したが、この会社では各種の理由で断り、執行しなかった。

法院では法によってこの会社の銀行口座を差し押え、残額がほとんどゼロに近いことを知った。 2006年 4月末、法院ではこの会社の社用汽車駅で 運送を待つ 60トンの化学肥料を差し押えたが、この会社ではその貨物を運んで行った。 そこで法院ではまた法により、この会社で汽車駅に しばらく保存しておいた 1000トンの石炭を差し押えた。 このなるとこの会社では仕方なくすべての借金を支払っただけでなく、 法院で差し押えした貨物を強制的に運搬する法律責任まで負うことになった。

(吉林新聞 2006年6月23日)
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